足の冷温浴:風邪予防対策⑦

足湯は風邪予防につながる

足湯・腰湯がよく知られるようになって、すでに実行されている方が沢山おられると思います。やっておられる方は足腰の血行が良くなると全身の血行がよくなるのを肌で感じておられると思います。これはそのまま風邪予防につながるのは言うまでもありません。

 

足の冷温浴

そこでここでは足湯の強化法とでも言うべき方法を紹介してみたいと思います。足湯等されてる方は試してみて下さい。

ここでは、風呂場で温めることを想定してます。各自工夫してやってみて下さい。

 

方法

  1. バケツを一つ用意して冷水を張ります。
  2. 先に、足を湯船でしっかり温めます。しっかり温めるのがポイントです。
  3. しっかり温まったら、冷水を張ったバケツに足首あたりまでつけて冷やします。
  4. 足が冷えてきたら、再び、足を湯船に浸けてしっかり温めます。
  5. これを5~6回繰り返します。

注意

血圧が高い方や心臓や脳の血管に障害のある方は、温度差をあまりつけないようにして行って下さい。数回それで実行した後、血圧が急激に上がらないことを確認の上、温度差を徐々に付けて行って下さい。くれぐれも、慎重にお願いします。

 

説明

足は身体の一番下にあり、細血管が多く集まる場所です。その重力の影響と血管抵抗のため、足~足先は血が淀んだりせき止められたりしやすい場所です。そのため、血液がここを通り抜ける難所となっています。

 

ここの血液の巡りが悪いと、全身への血液の循環が悪くなり、免疫が低下すると説明できます。また、足底や足首回りの筋肉や腱に血液を巡らせることが、土踏まずの丸みを回復させ、その上に乗る身体全体を重心に近づけ安定させます。

すると、身体の左右前後の傾き、捻じれ等が改善されて、胸や背中が緊張が緩みます。胸や背中の緊張が緩むと、陽気・衛気が巡りやすくなり風邪予防につながると説明できます。


付記

  実はこの方法は、元になったネタがあります。野口整体の創始者:野口晴哉が、『風邪の効用』という有名な本の中で紹介してる方法です。

 

その方法は、風邪をひいた時の対処法として書かれています。

以下↓簡単にまとめてみました。

 

  1. 盥(たらい)に熱い湯をはって、足をしっかり温める。
  2. 温めた足をよく観察して、赤くなってない方をさらにもう一度温める。
  3. それを左右が揃うまで行う。
  4. すると、風邪が早く抜けます。


という方法です。

血行がよくなるだけでなく、足の左右差が揃い、上半身の捻じれや歪みが取れ、胸が開き免疫等がキチンと働くように誘導しようという方法だと想像出来ます。

試しに自分でやってみると、野口整体版でも全身が温まるので、それなりに予防効果はありそうです。けれども、身体の捻じれや左右差が改善して、胸が開きやすくなるという部分が弱い感じがします。

そこで、私は冷温浴の要素を足してみることにしました。すると、足の気血の巡りが非常によくなり、上半身も安定感が増えました。胸が開きやすくなり、ノドの動きがよくなるのを感じることが出来ました。
(ノドの動きについては、舌本体操のページを呼んで下さい。)

  想像するに、これは時代の差なのではないでしょうか?野口晴哉の生きた昭和初期の時代と、私達が生きる現代とでは生活様式は大きく変わっています。昔は、鼻緒付きの下駄やツッカケを日頃から履いていたので足の指や土踏まずはしっかりしている方が多かったのではと想像出来ます。また、普段の仕事や用事で歩いたり運んだりすることが多かったので、足が鍛えられた人が多かったのではと想像できます。反対に、暖房器具や衣類は今ほど豊富でなく、足元から冷えきっていることが多かったのではと想像できます。その結果、シンプルに温めるという方法が非常に有効に作用したのだと思います。

 

  現在の私達の足は、「足の冷え自体はすごく強いわけではなく、足の機能低下による巡りの悪さがかなりあるのではないか」と想像出来るわけです。冷温浴は温めるだけでなく、血管の収縮・弛緩を繰り返すことにより、その機能を鍛える働きがあります。その部分がより、有効に作用したのでしょう。

(私も立派な現代人で、足の機能低下を起こしているということですね!)

 

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