最強のふたり | 人間関係が楽しくなっちゃうブログ

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個性学をベースに、より良い人間関係を築くためのコツをお届けします。


昨日は映画の日だったので、ずっと観たいと思っていた「最強のふたり」を見てきました。

最強のふたり


めっちゃ感動、私の中では今年最高の映画。
実際の話をベースに作られているということで、なおさら驚きました。
本来なら出会うはずのない、全く価値観の違う2人、首から下が麻痺しているお金持ちをスラム街育ちの若者が介護する話。
一人の人との出会いで、人生こんなにも変わるんだという感動。
人生が変わるということは、自分が持っている枠をぶち壊すこと。
見えない枠は気づかないうちに考えや行動を制限しています。
相手の価値観を受け入れ、相手の大事にしている事を大事にする事で、自分の枠はいとも簡単に壊れるんですね。

その人の色に染まってみる。
言われたことをとにかくそのままやってみる。
素直さが大事というのは、自分が持っている枠を壊すことにつながっているということに今更ながら気づきました。

もう一つの大事な要素、相性。
どんな人の価値観でも受け入れられるわけではありません。
むしろ受け入れられないのが普通。
同じことを言われても、受け入れることができる人とできない人がいますよね。
これは、相性なのです。
相性の感覚は友達、職場、夫婦それぞれの立場で変わって行きます。
自分がしっくりくる相性の人と出会えたら本当に人生が変わります。

映画の中の2人は相性も良かったと思いますが、価値観も全く違うことが良い方向に作用し、お互い違うものね、と割り切れた事で受け入れることもできた。
ちょっとだけ違ったり、似ているようで違うと反発することがある。
磁石のS極とN極の作用に似ています。
全く違えばくっつき、同じだと反発する。
お互いを補完出来る関係っていいですね。

この映画は、観た人それぞれに感じ方が違うと思いますが、人生や人間関係について多くを学ぶことができました。
何度も見たい映画です。