第349話)子どもの話にイライラします | 幸せのDNA …… 学校では教えてくれない大切なこと

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心理相談員/生きがい・子育て講演講師の みやた あきら です

人はひとつでも居場所があると、生きていけるといわれています
居場所とは、ありのままの自分を受け入れてくれる場所、
「今のままでいいんだよ」と言ってもらえる場所です
あなたの居場所はどこですか?

子どもが苦しんでいる時、親との関係は、「何も話してくれない」か「苦しい気持ちをぶつけてくる」かのどちらかです。


「苦しい気持ちをぶつけてくる」ときにはどうすればいいのでしょうか。 (「 第348話)子どもが無気力で無表情 」のつづきです)
 

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子どもが、何でも話してくれるのは、とてもいいことです。「どんな話でも、お母さんは否定せずに聞いてくれる」という安心感があるということですから。

お母さんも、『気持ちを認める聞き方』( 第347話)で、聞いてあげてください。

ただ、楽しい話ならいいのですが、グチや不満を聞き続けるのは、苦痛なのもです。

 


<これ、なあに?  by Akira Miyata>


中学生の男の子、トモキくん(仮名)のことで、お母さまから相談を受けました。

トモキくんは、過呼吸やパニック発作を起こすようになり、心療内科に通院しています。
オンラインゲームが思い通りにいかないことが引き金になって、テレビやゲーム機を何台も壊しました。お母さんに暴力をふるうこともあります。

家庭を居場所にすること、気持ちは認めること、でも、行動に対してはイヤなものはイヤとはっきり伝えることなどをお伝えしました。その上で、トモキくんとの会話は、ふだんはどんな感じなのか、聞いてみました。


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<トモキくんのお母さまから>
トモキは私に、よく話をします。楽しい話、不満、学校のこと、部活のこと、友達のこと。


不安が強いと機関銃の様に話します。今日も、部活での不満を、延々と1時間以上話しました。


みやたさんに言われたことを思い出して、「その時は、どう思ったの?」と聞くようにしていました。でも、1時間もしたら、私はだんだんイライラしてきました。


トモキが、「何で怒っているの?」と聞いてきたので、「トモキのネガティブな感情が移ってしまったの」と言って、話を切り上げました。今日は、話すだけ話したからか、それで寝てくれました。


私にも限界があります。話を聞いている途中で、イライラすることはよくあります。イライラしてしまうことを申し訳なく思っています。


<私からお母さまへ>
トモキくんが機関銃にように話す時があるということは、お母さんに否定されない、説教されないという安心感があるからだと思います。
ということは、お母さんは、「気持ちを認める聴き方」が、ちゃんとできているということです。

それに、「その時、どう思ったの?」と聞くようにしているのですね。とてもいいと思います。今の感じで、できるだけ聞いてあげてください。

不満に付き合っていて、こちらの方がイライラしてくるのも、正常な感情です。そしてお母さんは、それをちゃんとトモキくんに伝えて、切り上げておられる。これもいいことです。

ここは、「トモキのネガティブな感情が移ってしまったの」でも悪くはないのですが、「ごめん、本当はずっと聞いてあげたいんだけど、感情移入してしまって、お母さんも苦しくなるの」と、”私”を主語にすると、より伝わりやすいでしょう。

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感情は自然にわいてくるものです。感情に善悪はありません。

我が子のネガティブな感情も、いけない感情ではありません。同じように、「イライラする」という自分の感情も、悪いことではありません。


イライラしてしまう自分を責める必要はないということです。

そんな時には、「そんな話しはもうやめろ!」と、相手を主語にするのではなく、「ごめん、聞くのが苦しくなってきた」と、”私”を主語にして、自分の気持ちを伝えるといいでしょう。

 

そうは言っても、我が子が苦しんでいるのをただ聞くだけというのは、親にとっては苦行です。「なんとかしてやりたい」と思うのが親心です。( 「第350話」へ つづく) (つづく)

 

 

 

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