幸せのDNA・・・学校では教えてくれない大切なこと

心理相談員/生きがい・子育て講演講師の みやた あきら です

人はひとつでも居場所があると、生きていけるといわれています
居場所とは、ありのままの自分を受け入れてくれる場所、
「今のままでいいんだよ」と言ってもらえる場所です
あなたの居場所はどこですか?


テーマ:

先週は、広島市内の中学校での「心の参観日」の講演が2件に、 広島市青少年健全育成市民大会 での講演があり、立て続けに3件の講演を行いました。

のんびり屋の私も、ちょっとバタバタしてしまいました(笑)

 

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不登校、リストカット、家庭内暴力、引きこもりなどの形で、思春期の子どもたちは、もって行き場のない寂しさや辛さに耐えようとします。

第245話)親子のボタンのかけ違い 」では、そういった寂しさや辛さの根っこに、親子のボタンのかけ違いがある場合が多いという話をしました。

我が子の幸せを願う親は、我が子をしっかり育てようとします。
「わがままを言わない子に、がんばり通す子に」
子どもは、お母さんにほめてもらいたい、しかられたくないと頑張ります。
ところがそれが続くと、「私が頑張っているから、お母さんは私のことを好きなんだ」と勘違いするようになります。
ということは 「お母さんは、頑張っていない私は、嫌いなんだ」
ということは 「頑張っていない私――すなわち、ありのままの私は、愛される価値のない存在なんだ」と、いつの間にか、まちがった考え、低い自己肯定感を持つようになる

――という内容でした。

我が子の幸せを願うがゆえの「ボタンのかけ違い」です。

 


<少女から大人へ>(読者のKさんより)


「親子のボタンのかけ違い」には、もうひとつのケースがあることに気づきました。

我が子の幸せを願う親は、我が子に明るく元気でいてほしいと思います。

ですから、我が子が落ち込んでいたり、無気力などのネガティブな感情に襲われているのを見るのは辛いものです。

子どもの辛そうな顔を見ると、親は、はがゆい思い、悲しい思いをします。どう接していいか分からず、とまどいを感じるかもしれません。

その結果、「そんなこと思っちゃダメ!」「それくらい、気にするな」と、子どもの気持ちを否定してしまいます。

「それくらいがまんしろ!」と、叱咤激励(しったげきれい)する場合もあります。

「あっ、そう」と、あえてそれ以上触れないようにするかもしれません。

すると子どもは、「ネガティブな感情を持つことは、いけないことなんだ」と勘違いしてしまいます。


ということは、 「お母さんは、ネガティブな私は、嫌いなんだ」


ということは 「ネガティブな私――すなわち、ありのままの私は、愛される価値のない存在なんだ」と、いつの間にか、まちがった考え、低い自己肯定感を持つようになるのです。

もちろん、子どもが明るく活き活きとしていると、親はうれしいです。でも、落ち込んでいても、悲しんでいても、かけがえのない我が子であることには変わりありません。

親にとっては当たり前のその気持ちが、伝わらなくなるのです。

親の愛が足りないわけではありません。子どもが悪いわけでもありません。ただただ、ボタンの掛け違いがあっただけなのです。


子どもは、学校や社会で、いろいろな経験をしながら成長していきます。

嬉しいこと、楽しいことばかりではありません。

悪口を言われたり、失敗したり、けんかをしたり、裏切られたり……時にはいじめにあうこともあるかもしれません。

そのようにして傷ついて落ち込んだ時に、「落ち込んでいる自分はダメな人間だ」「こんな自分は親からも愛されない」と勘違いしていると、生きる力さえ失ってしまいます。


いじめなどの出来事がなくても、親子のボタンのかけ違いはそれだけで、子どもを「底なしの寂しさ」に引きずり込むことがあります。

子どもというのは、ただただ「親の愛」を求めています。そうでないと、無力な子どもは生きていけないからです。

親を求める気持ちが適度に満たされて思春期になると、子どもは、外の世界に目を向けるようになります。人を愛する喜びを覚えます。

ところが、親子のボタンのかけ違いあると、親を求める気持ちは満たされることはありません。思春期になっても、親を求める気持ちから卒業できないのです。

親から愛されている実感が持てないことによる「寂しさ」は、「耐え難い寂しさ」「底なしの寂しさ」となって、思春期の子どもを襲います。

「愛される」ということは「大切にされる」ということです。大切にされるということは、「必要とされる」ということです。

女の子の場合には、底なしの寂しさに耐え切れず、「誰でもいい、私の体でもいいので、必要としてほしい」と、援交に走る子さえいます。


かけ違えたボタンは、かけ直すことができます。

もし子どもが、元気がなかったら、
「なにかあったの?」と声をかけてあげてください。
「べつにぃ」という返事でもかまいません。気にかけていることを伝えるだけでいいのです。

そうしているうちに、ネガティブな気持や辛い出来事を話してくれたら、ただただ、聴いてあげてください。

子どもが親に打ち明けた時には、限界にきていることがほどんどです。
「それは辛かったね」
「気づいてあげられなくてごめんね」
と、聴いてあげてください。

かける言葉が見つからなければ、肩をそっと抱いてあげてください。

女の子なら、髪をなでてあげてもいいでしょう。
男の子なら、手をにぎってあげるだけでもいいでしょう。
10分でも1時間でも、そうしていてください。

気の利いたアドバイスを考える必要はありません。

おまえは、大切な大切な私の子だよ
どんなことがあっても、おまえの味方だよ


それが伝われば、子どもは生きる力を持つことができます。(完)

 

 

 

◆ 「親も子も輝く子育て」の記事一覧
子どもへの接し方を少し工夫するだけで、子どもの目は輝き始めます。親も、優しい気持ちと自信を取り戻します。

 

 

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生きる希望を探している子どもたちに贈る、私からのメッセージ集です。
でも、子どもたちが一番求めているのは、お母さんやお父さんから、こう言ってもらえることではないでしょうか。

 

 

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