昨日は自己血漿蛋白注入療法PPPのセミナー講演でした。
相変わらず医師の関心は高いようで、20名定員のところ2倍の申し込みになり、午前午後の2部制になってしまいました....
合計5時間のセミナーの大半を喋り、実技をして、という状況でした。
ご高名な先生も何名かいらしており、手技をお見せするのは結構緊張しました。
PPPはヒアルロン酸やコラーゲンなどと異なり、レディエッセのようなボリューム調整のための充填剤として、少しずつ認知されてきたように感じます。
知名度が上がる一方で、韓国から類似品が登場しています。
PPPは熱変性蛋白ですので、抗原性を極力なくすために100度程度の高温で変性させる必要があります。全ての作成機がそれを満たしているのか、ちょっと不安です。特に湯煎をしてPPPを作っているという話も聞きますが、結構危険なのではないかと感じます。
もっと正しい手技が確立されて、PPPが怪しい方に向かわないよう、メーカーさんに頑張ってもらいたいものです。
これで今年の講演もお終い。やっと週末は休めますので、論文作成に勤しみます。
今年もあと3週間ほどで診療終了。
年末の予約は大変混み合っておりますので、ご了承ください。