美容外科開業医の独り言

美容医療とは人間愛!という信念で仕事をしている美容外科医のブログです。
レーザーなど最新の美容情報や普段の診療で感じたことなど、ぼやきを交えながら書いていきます。
外見だけではなく心も綺麗になり、自信が湧いて幸せになれる、そんな美容医療を目指しています。


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PRP(多血小板血漿)は再生医療の一つであり、自分の細胞の力で肌の張りを回復させたり、シワを改善する治療法です。すっかり美容医療では一般化してきた印象があります。

先日自分の顔に試して時間も経ったので、今週よりPRP(多血小板血漿)のメーカーを変更しました。今後はマイセルPRPを使用します。
そして、新たに自分の血液だけから作り出すタイプの注入ジェル(ヒアルロン酸のようにゼリー状のもの):PPPジェルも導入しました。一切の混ぜもの無しで、温度調整だけで血液によるジェルを作り出すという、ドイツ生まれで韓国でも既に多数の症例がある治療方法です。このコンビネーションを今後は実施します。

自分の細胞、組織だから安全ではあるものの、効果が不安定な面があるのがPRPの最大の欠点ですが、PPPジェルでこれを補うことができます。
両者とも自分の血液から作り出しますが、一方は血小板を濃縮したもの、一方は細胞成分を殆ど除去して自己蛋白を単純に熱で固めて作ったものです。非常に面白い組み合わせです。

従来使用していたセルリバイブ(W-PRP)、セルリバイブジータは原則として終了します。

PRP治療というのは、個人差ということに関するボリュームコントロールがやや難しい印象があります。殆どの方には問題ないのですが、効果が非常に薄い場合もありますし、逆にセルリバイブジータのような強い方法で歪みが生じた場合には補正しなければならず、これには何度か通院が必要となってしまいます。それでここ半年ほどは、通常のセルリバイブのみ(過剰にならないタイプ)を実施、どうしてもという適応以外は“ジータ”に関しては実施しないでいました(ただ、やはり大きな窪みには今でもジータは有効な手段です)。

しかし、通常のPRPではボリューム過剰にはならないものの、効果に物足りなさを感じることもあります。
ここしばらく、もう少し上手く、確実にボリュームを調整できないものかと考えていました。
その手法を探していたところ、PPPジェルというものが登場し、先月韓国に訪問して直接手技を研修、その安全性などから導入をすることにしました。これなら微妙なバランスを調整できるので、より細かい調整が可能となります。効果も確実になります(ただ効果持続期間は短くなります)。

セルリバイブジータでは当院でも膨らみがややオーバーになった患者様がいたので、注射やアキュスカルプによる溶解治療を追加施術しています。何度か足を運んで頂き、ご迷惑をおかけしました。
こういった合併症が生じた場合でも継続して通院頂き、本当に有り難い限りです。
セルリバイブジータは良い製品ではあると思いますが、少ない確率ながら、私自身、コントロール不良の場合のアフターフォローで数名にご迷惑をおかけしましたし、他のトラブルもアキュスカルプで施術することがあるので、修正が容易でコントローラブルなものに変更します。

レーザーで熱傷が生じたり、ヒアルロン酸で皮膚が壊死したりと、どんな治療でもトラブルや副作用はゼロとは言いませんが、やはり僅かな割合であろうと、かぎりなくリスクをゼロに減らすことが我々医師の責務でもあります。そしてより良い方法へと発展させることが重要だと思います。
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