サロンカーなにわ特別展示 -④ / 京都鉄道博物館 | 安芸もみじ ─ Photographs, Historys, Railways,-JAPAN┃広島

サロンカーなにわ特別展示 -④ / 京都鉄道博物館

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京都鉄道博物館にて開催された″サロンカーなにわ特別展示″の最終回です。

4回に分けて連載致しましたが、3月20日から3月23日の4日間、″車両のしくみ/車両工場」エリア″にて開催された「サロンカーなにわ」特別展示です。

4回と言うと4週間で、約1ヶ月に渡ってとなりましたが、いよいよ最終回です。

今回は最近の姿で気になる屋根回りと、マイテ49形の姿もUPしました。

Railway, RailFan, Special exhibit passenger cars,Salon Car Naniwa, Kyoto Railway Museum,Japan

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京都鉄道博物館で特別展示が行われると、その旧型車両は引退する。

381系は″最初で最後″と、引退を謳われての特別展示でしたが、他の廃形式となった車両たちは、展示後に姿を消して逝きました。

14系 サロンカーなにわ は2回目の特別展示で、このイベントが催されたが故に、近いうちに廃車となるとの声が、大きく言われるようになりました。

が、車齢が50年を迎え、実際にそろそろ寿命であるとの認識からその声も囁かれていたものの、そう印象づける実態がこの屋根回りの現状です。

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この痛々しくも修復されない屋根回りの状態は、もうその人生の終焉を迎える、末期の病状のように感じます。

JR西日本がその存在を見限り、フラグシップトレインの冠を、剥奪したかのように見えるこの姿に、特別展示以前からいつ逝ってしまっても仕方がないと、心の準備を誰もがしている状態です。

サロンカーなにわの屋根上に搭載されているベンチレーターは、角型と呼ばれる最終形態の空気入替装置で、最近の車両にはベンチレーターそのものが搭載されていません。

AU13AN型 空調室外機も国鉄形優等客車の特徴的容姿ですが、やはりまだ旅客営業を行っているがためでしょうか、ベンチレーターとクーラー室外機は、手入れが施されている姿をしています。

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上から展望デッキを撮ってみました。

スロフ14形はガラスで覆われた密閉式展望デッキなので、そのガラスの反射でちょっと見辛いのですが。

マイテ49形は明治時代から続く伝統的な解放デッキですが、こうして直接対比すると、客車の展望形状は伝統を継承していることが、見て取れます。

願わくば、迫る法定検査をパスして、まだまだ末永くJR西日本のフラグシップトレインの1つとして、その美しい姿を見せていて欲しく•••••••。

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さて最後は、国鉄客車特急の最期の頂点を極めたマイテ49形も、奥隣にスロフ14形の存在が感じられるよう、撮りました。

もちろん、EF66-10号機も入れては、もう定番写真と言ってもよい構図です。

と、マイテ49を撮っていて気づいたのですけれど、展望デッキすぐ横に本来ある、サボ受けが無くなっていて、車体に穴が空いてしまっています。

収蔵された時には間違いなくまだあったサボ受けなんですが、EF66形との写真では本来の位置へ、特急つばめのサボを対比のために貼ってみました。

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なにわともあれ サロンカーなにわ
Railway Report, Press Release, Special Exhibition, Kyoto Railway Museum
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ラストは銀河鉄道999展の時ではなく、収蔵後間もなくの姿なのですが、この破損はどういうことなのでしょうか。

かなり気になるところです。


さて引退が心配される最後の14系そして最後のジョイフルトレインの″サロンカーなにわ″ですが、5月16日に大阪~熊本(筑豊線経由)間を、5月24日は博多~大阪間を運転するようです。



熊本デスティニーキャンペーンのプレイベントなのかどうかは不明ですが、これらは別々の旅行商品として発売され、詳細が決定次第″tabiwaトラベル″の「鉄道ファンの宝箱」で公表するとしています。


ワクワクですね。

そう、最後になりましたが、私が訪れた3月21日に、西出雲支所にいた最後の381系が後藤車両所へ、何の因果なのか廃車回送が行われました。

安芸もみじ⛩️広島



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