381系 特急やくも XXXV / 元日のやくも13号
年末年始に381系電車で運転された特急やくも12号は、岡山駅で折り返し13号となります。
今日は、元日に撮った特急やくも13号の、岡山駅発車をUPします。
そもそも12・13号と28・29号は増発用の予定臨で、通常は4両で運転される定期列車が年末年始期間中は8両となります。
これにより車両が不足することとなり、輸送力増強のため、12月27日~1月5日まで381系が1日2往復計4本が運用を担いました。
帰省シーズンの利用客増に対応した期間限定の運転でしたが、8月のお盆休み以来 約4ヶ月ぶりの営業運転でした。
JR西日本によると、お盆や年末年始といった多客期に、予め運用を組み込んだ計画運行は今回が最後となる模様です。
今後は新型やくもの273系電車がトラブルで運行できない場合など、突発的な使用となる見通しとなっています。
今回の381系投入は、最後の予定臨時列車と言うことで、新見市の井倉駅観光案内所では運転最終日の1月5日、記念のカードを配ったそうです。
「さようなら ゆったりやくも号」と記された記念カードは、案内所でカレンダーや缶バッジなどのオリジナルグッズを買った人へ、無料で配布されました。
旧国鉄時代から走り続け、現役最後の特急用電車•••••••,伯備線・山陰線の沿線では、全国の鉄道ファンや帰省してきた人々で、活気に満ちたにぎわいをみせていたようで。
岡山駅でも、私が到着した時には2~3人しかいなかったものの、特急やくも12号到着時刻が近づくに連れて、いつの間にかたくさんの人がホームを埋め尽くしていました。
広島から岡山へ行くには、やはり新幹線を利用するのが最も適正な手段ですが、のぞみは困ったことに全車指定席の期間中。
元日だからそんなに多く無いだろうと思いつつも、隣に知らない人が座っている確率は高くて、1本遅い さくら546号 の指定席を買いました。
隣の席は岡山までの間、空席でしたが それでも8号車10番D席 ── なかなか乗車率高かったんですよ。
でもこうやって381系を求めて遠征するのも、これが最後となりそうな予感ですが、あくまでも予備車 扱いとなるので、そこは仕方ないのかも知れません。
381系は、2024年6月15日に42年間の定期運行を終えましたが、既に当日、お見送りは済ませています。
今後の予定臨ですが、あくまでも臨時に波動輸送を実施する列車ですから、381系や273系のような曲線高速の車両でなくても構いません。
到達所要時間は多少長くなりますが、1日2往復ならば、特急サンダーバードの余剰車両でも良い訳で。
681系 683系がやって来る可能性は低いものの、287系や289系の応援は可能でしょうし、281系なんてニュースもある日突然載るかも分かりません。
そう空想すると少しワクワクしますが、還暦を迎えた私が物心付いた時には、既にそこにいて当たり前だった国鉄正統特急フェイス•••••••,やはりそこには哀しさと寂しさが、心の中を覆ってしまいます。
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