延喜式 / 厳島神社 | 安芸もみじ / Photos, Historys, Trains - Hiroshima JAPAN

延喜式 / 厳島神社


お正月の宮島。

お正月の宮島桟橋。

大変、人出は多かったのですが、それでもコロナ禍以前の日祝程度な感じでした。



表参道商店街は歩くのが困難なぐらいな混雑ぶりでしたが、魚の棚通りはこんなに閑静な状態。

以前のお正月なら、こちらも人で溢れていたんですけどね。

オミクロン株がどうのと訴えられていますが、それでも一時よりは賑やかさが戻りつつあります。


しかし気になったのはこちら。

からあげくん?

からあげクンとは無関係で、惣菜カップに唐揚げを詰めて売ってました(笑)



その他にも露店は例年の定位置にたくさん出店していました。

さて、本題はタイトルの通り延喜式という奉納舞楽。

舞楽とは、雅楽の様式の一種で、唐楽や高麗楽を伴奏とする舞踊です。



奈良時代に大陸よりもたらされた戯曲で、宮廷や社寺の祭事や法会などに舞われます。

舞楽は唐楽を伴奏音楽とする左舞と,高麗楽を伴奏音楽とする右舞の流儀と伝統から成り、左舞は「さまになる」、右舞は「うまい」の語源になりました。

舞楽はその発祥地であるインドや、伝承地だった中国やベトナムなどアジアの各国ではその文化は失われ、21世紀の現在その舞いを見ることができるのは、日本だけとなっています。



舞楽は原則として唐から伝わった戯曲と高麗から伝わった戯曲を指しますが、口語的には倭舞・東遊・久米舞など、日本の古楽の形式によるものも含めて呼ばれることもあります。

延喜式は平安時代の927(延長5)年に撰進された律令の施行細則の50巻からなる法典で、日本の三代格式の1つですが。

舞楽の延喜式は、908(延喜8)年に右京太夫・藤原忠房(ふじわらのただふさ)公が曲を作り、式部卿敦実(しきぶきょうあつざね)親王が舞いを作りました。



日本で独自に作られた舞楽ですが、式目では左舞の唐楽に列せられています。

唐楽・高麗楽はジャンルみたいなもので、日本で作られてもジャズはジャズ、ロックはロックと同じで舞楽のその様式と作法により変わります。

ちなみによく結婚式のシーンで流れる和曲は雅楽で、1400年前と今とは異なりますが、感覚的には現代のJ-POPと言ったところでしょうか。

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