充実感とは何かということですが、
これは感覚的なことなので、よくわかりません。
目の前の人が「充実している」といえば、
私はそうとらえますし、「充実している」
という割にはネガティブな話が多いと、
その人は無理をしているなと考えます。
まず、お金と充実に関してはっきりさせておきたいのが、
充実している=お金がある状態とは違います。
むしろ、対極になると思った方が良いのではないかと
考えます。これは多くの人の頭を困惑させてしまうかもしれません。
例えば、一流企業で一流の給料をもらっている人が
人間関係の悪化で仕事を辞めたいと思ったとします。
これは、職場に充実感がないからですね。
借金生活でとび職をしている方が、
「現場ではなくて、専務になってほしい」
と社長から昇進を誘われ「いいえ、僕は現場に幸せを
感じていますので、お断りします」と答えている
としたら、その方の日々は充実感でいっぱいでしょう。
借金の苦痛より、やりたいことがやれている充実感の方が
勝っているからです。
お金は、時として人が本当にやりたいことを
する時、それを妨げる魔女的働きをします。
充実とは、お金に左右されない要素から成り立っているのです。
「金銭の正当な対価」と混同されがちですが、
仕事から正当な対価をもらっていても、娘がグレて
父が鬱になり、帰宅しては妻が飲んだくれている状態では
充実した毎日とは言えないのではないでしょうか?
天職だと思った仕事が歌手で、多くの人が聞いてくれ、
それに見合った収入、地位が与えられても、
プライベートが寂しいものだと辛いでしょう。
逆に今プライベートがどんなに充実していても、
正当な対価無しにはそれが続きません。
人は生きている限り、生産し、消費していくのですから。
次はお金と精神のバランスについて書いていきます。