高知~12 牧野植物園・薬用植物区 | ~緑の木陰で、幸せな時を~

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札幌・宮の森 アロマ・ヒーリングサロン Green Arch 

いつもご覧頂き、有難うございます。
 
さて、高知シリーズに戻ります。
 
牧野記念館で至福の時を過ごし、次は水上園長に引率され薬用植物区へ。
 

 

 元々お遍路さんの道があったところに植物園が造られたので横断するお遍路さんを見かけました。

 

私もまた、お遍路さんのようにここを訪れたい。

 

 

 さるすべりの木。立派ですね。

 

 

薬用植物区にて、使用部位が根の植物は掘って見せて頂き、実や葉は味見させて頂くなど五感で学ぶ楽しい時間になりました。

 

 

 カラスビシャクの根。

生薬で半夏(はんげ)  半夏厚朴湯、半夏瀉心湯。

 

少しえぐみがあり、吐き気止めの薬になる。

ショウガと一緒に煎じるとよいそうです。

 

 

昨日写真を撮ったカギカズラも、カギのところをカットして見せて頂きました。

同じところから、2本、1本と交互に出ているのも面白いですね。

 

 

カギの部分を使用し、認知症などに使われてその有用性が注目されているそうです。

 

 
「千回振り出しても、まだ苦い」ということから、名付けられたとされるセンブリ。
実物を初めて見ました。
ゲンノショウコ、ドクダミ、センブリは日本の三大民間薬草とされています。

こちらもお味見。

こんなに可愛いお花なのに、すご~く苦い!

アーティーチョーク以上です。

 

他にも色々お味見。

ナツメの葉を噛んで食べ、すぐお砂糖を舐めても甘味が全く感じないという不思議な味覚体験も。

 

 

こちらは、ウコン。

 

 

豪快に根を掘って見せて頂きました。

 

 

本当に鮮やかな黄色ですね。

色素成分はクルクミン。

 

 

ハーブティーでよく使われるハイビスカスのガクも試食。

 

さわやかな酸っぱさ。
 

 

エビスグサも初めてのご対面!

 

想像していたより丈が高い植物でした。
主に民間薬として用いられ、種子がケツメイシと呼ばれている。
「明目(めいもく)」という目の充血を取り除き機能を改善する作用もあり、「神農本草経」では上品として収載されている。
 
薬用植物区のご紹介は、きりがないのでこの辺で。

 

 

最後に温室へ。

 

スターウォーズに出てきそうなキャラクターですよね。

植物ワールドの多様性を感じます。

不思議~、楽しい~。

 

 

 
こちらはインド菩提樹。 クワ科。
この木の下で、釈迦が悟りを開いたといわれています。
 

 

 

柔らかいカーブ、葉の先端が細く長いのが特徴的でした。

 

 
最後に、イランイランの木。
咲いていてラッキー。
 
 
こちらの花びらは、とても繊細ですね。
近づいて香りを確認しましたが、中央のスポットがまだ熟していないので、ほのかにうっとりする香りがしました。
 

 

バイカオウレンは牧野博士が愛した花です。

 

春の目覚めと共に一面に咲く白い小さな花。

 

次回は、そのお花に会うのを楽しみに・・・

 

 

長いブログをご覧頂いて有難うございました。

牧野植物園の後は、柚子の馬路村へ。

 

 

 

 

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