前回からの絵本の続きです・・・
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M中学校の同窓会。
懐かしいお顔、先輩、後輩が入り混じる中・・・
あの頃、近くの空き地に小さな家が出来たでしょう。
そうそう、覚えている、何ができるのか楽しみだった。
アロマコテージハウスと言っていたわ。
通ると、いつも良い香りがして。
そう、小鳥もさえずっていて。
リスと会話できるって、ウワサ聞いたことある!
妖精のドアが沢山あったわ。
気持ちが沈んでいる時、あのお庭を見ていたら元気が出たの。
そう、私も。
不思議なおばあさんだったよね。
何だか、花の精みたいに。
私はハーブティーを淹れて貰ったわ。
今まで飲んだことのない、優しい味だった。
どうしているかな。
帰りに寄ってみようか・・・ と誰かが提案する。
行こう、行こう・・・
大人になって見たその家は、思ったよりも小さくて。
私たちの背が伸びたから、小さく感じるのかも・・・
いえ、木々が大きくなったから家が小さく感じるのかも・・・
でも、この小径や裏山まで、こんなにお花で一杯だった?
一瞬、にわか雨が降り、
木々の下に隠れる。
すると光が射し、オーガンジーのカーテンのような靄がさっと開き、きれいな青空が広がって。
眩しく見上げる先には、大きく美しい虹。
ダブルレインボー‼︎
皆同じように心が通じ合い、なにか温かい空気に包まれ、幸せな、幸せな気持ちで、一杯になったのです。
人の心を温かく、
喜びで一杯にする、
80代のアロマセラピストになりたいのです。
絵本を読んで下さって、ありがとうございます。