新城道彦「朝鮮王公族」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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超少数派なスナッグをまといし
シネイド・オコナーの髪型にあこがれる
オトコオンナでございます。

今日はしっかりと物事を進めることができました。

明日もしっかりときちっとこなしていきます。

カオスティックルームもだいぶ良くなってきました。

 

 

 

 

新城道彦「朝鮮王公族」

朝鮮王公族
新城道彦

中央公論新社 2015年03月

by ヨメレバ

 

 

【感想】

現代というものは、情報ありき、というものです。

なので情報がない、ということは

何も時に理解ができないということにもなります。

 

 

さて、本書に関してなのですが、

私も含め大部分の人は

大韓帝国の時代日本の内容のような

制度があったことをご存じではない人が大多数だと

思われます。

 

 

なぜか?

それはどうやらお互いの国にとって

タブーとなっているようなきらいがあるようです。

やはり相手国に関していえば

最終的な結論で言えば侵略と

取られてもおかしくはないでしょうからね。

 

 

だけれども、その状況下でも確かに

懸命にその身分を存続させようと

尽力した関係者はいたのです。

 

 

ただ、それらのドラマはほとんどの人は波乱そのものです。

人間が所詮本能で生きる生き物だ、

と実感させられる出来事も数多いです。

(王公族の中にはまあとにかく振る舞いがひどい人も

まぎれていたのです。あちこちで妾を作る人も…)

 

 

ただ、これは例外なのですが

この特殊状況下がゆえに

戦後、どうしたって母国には帰れない王公族も

いたのです。

 

 

そう、そのお方はなんと、母国の言葉を

しゃべることができなかったから。

そうなってしまうと変える、とは言えませんからね…

何とももどかしいというか歴史の糸のいたずらというか…

 

 

あと、印象的だったのは

戦後の彼らの処遇でしょう。

はっきり言ってしまいます、えげつないです。

土地を取られてしまうのもありますが

無理やり詐欺的な行為でのっとったに等しい行為を

やったものがいるのです。

私たち日本の人です。恥ずかしいことですね。

 

 

あと、この波乱の歴史の凄まじさは

戦後にたどった行動でもわかることでしょう。

ええ、詐欺的行為に手を染めてしまったり

新興宗教にはまってしまった人もいました。

でも、それを批判なんてできませんよ。

どれだけ祖国と別の国のはざまにいて

苦しい思いをしたことでしょう。

 

 

こういうことを学べる本は

やはり好き。

 

 

 

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