明日はいろいろと用事が立て込んでいるわね。
オフ日なのは救いなところでしたわ。
午前中にそれらの準備をして
午後は用事を済ませる時間にあてます。
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NOVA 1 河出書房新社 2009年12月
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【感想】
ゴッツリ系SFきたー、読んだー!!
という感覚を読後に感じましたね。
ただこのゴッツリ系、それは反面
SFのとっつきづらさを促進させる代物でもあるのです。
それに該当するのは終盤に出てくる4作品。
どれも多少長めの作品となります。
一人は早世した有名作家さんです。
ようやく読むことができて感無量。
ああ、予想通りのゴッツリワケワカメ系だと
わかってもう満足。
このわかるようなわからない感覚というのは
一番の刺激なんだよな。
でも、彼の死によってその真相は闇になったのは
残念だな、と思います。
しかしお気に入りの牧野先生は
今回はカオスティックなものを出しています。
はっちゃけていて驚きでした。
注釈で思いっきり遊んでいるの。
一見すると敵はすごいもののように思ったら
注釈だとひっでぇザコになるという。
言葉遊びが絡んでいますね。
まああとはお楽しみということで。
あ、あと注意事項として1つ。
この作品には1つ、食事中もしくは
飲み物を飲んでいる時には決して読書を推奨しない
作品が紛れています。
「隣人」という作品がそれに該当します。
R-18Gとスカ表現が混じるのです。
御冗談を?と思うでしょうがこれ本当。
本当口に飲み物含むと吐き気催すかもよ?
ほかの方の評価もある種散々(大体終盤4作品のせい)な
この作品ですが、ハッピーエンドをたどる
素敵な作品もありますので。
「エンゼルフレンチ」という作品。
これはほっこりしてほしいなと思います。
あとがきに原稿を落とした人(笑)が
晒されていましたが
その方の作品、期待しますね!!
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