ヴォンダ・マッキンタイア「脱出を待つ者」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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超少数派なスナッグをまといし
シネイド・オコナーの髪型にあこがれる
オトコオンナでございます。

今日は暑かったなー。

明日も一応有酸素ありの日程です。

やるぜ、体重戻すぜ。

楽天のポイントはよ反映されなはれ。

 

 

 

 

ヴォンダ・マッキンタイア「脱出を待つ者」
脱出を待つ者
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ヴォンダ・マッキンタイア
サンリオ
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【感想】

久しぶりの稀覯書で有名なレーベルですな。

別に私は美品はいらない人なので

読めるレベルの代物なら無問題。

 

 

ただ、マニア垂涎のレーベルだけど

いかんせん、訳がかたいというか読みづらいのですよ。

そして系統この方、ル=グインと

同系統のような気がしましてな。

ただ、違うのは読んでいて気が滅入らない点。

(あちらの作品は滅入るので)

 

 

主人公である少女のミーシャは

もはや終わりゆく地球に絶望を感じ

何とかしてその外の世界である

<天球>へと行こうとしました。

 

 

何とかしてその手段を得ようとしましたが

無情にも彼女は追い返されたあげく

体に傷を負ってしまいました。

 

 

だけれども、外部から来た反乱因子の存在が

彼女にチャンスを与えてくれたのです。

 

 

一見すると絶望しかなさそうな物語ですが

そうとは限らないのです。

確かに、彼女は物語途中

二人で一つともいえる兄のクリスを

亡くすことになってしまいます。

 

 

それと対比するのが実は

反乱因子として登場する

疑似兄弟の二人です。

 

 

彼らの場合は一見すると

一心同体に見えました。

だけれども、決して彼らはそうではなく

最終的にはその関係性の決裂が

彼らに敗北をもたらすのです。

 

 

と、思うとやっぱり絶望しかないと思うでしょ?

そうじゃないんだよね。

つまり、それは支配する側の力が

ある事件によりあっけなく瓦解するもんだから

抑圧を受けていた側にとってはチャンスなの。

 

 

現実に滅亡と化した地球も

支配側が追い出した人間が戻ってきたことによって

情勢が変わってきましたし。

 

 

主人公のミーシャにとっても

それはおなじくで彼女たち兄弟を

再三苦しめていたクソ叔父の魔の手から

ついにミーシャは逃れることに成功したのですから。

 

 

その先は…私たちが描くストーリーでしょう。

でもよく読んでいくとこれって私たちが生きる

今の縮図といってもいいかもね。

結局を言えば現状を打開していくのも

個人次第だということ。

 

 

 

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