生島治郎「追いつめる」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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超少数派なスナッグをまといし
シネイド・オコナーの髪型にあこがれる
オトコオンナでございます。

今日はビルドできるPODをリビルド。

ちんまいデッキは大変だ!!

まあ慣れだと思う。

これで悲鳴上げたらアポカリプスの25できんよー。

 

 

 

 

生島治郎「追いつめる」

追いつめる
生島治郎

角川書店 1994年09月
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by ヨメレバ

 

 

【感想】

世の中には獲物を求め続ける

執念の人間がいます。

そんな男が、仲間を誤射してしまったがゆえに

すべてを失ってしまったら…?

 

 

それはこの物語の主人公である

志田という男です。

彼は仲間を事故とはいえ植物人間に

追いやってしまいました。

だけれども、彼が追っていた巨悪はいまだに

地域を席巻しており

だんだんとその悪は様々な組織に組み入れられて

いっていました。

 

 

男は何とかしてこの巨悪を

追いつめてしまいたかったのです。

だけれども、もはや彼は刑事という権限は

やめてしまったがゆえに使えません。

 

 

どこまでも彼は孤独に、

協力者である本部長につきつつ

組織を追いつめていくのです。

 

 

敵はどこまでも凶悪。

その凶悪さは終盤近くに出てくる

志田が夫婦でいたときの義父から出てくる

事実からも明らかでしょう。

 

 

ま、でも、この事柄に関しては

なぜ義父が志田を遠ざけたんだろう、

とは思っていたので

あまり驚きはしませんでしたけどね。

 

 

ただ、言えることといえば、

これは読者側の一視点ともいえましょうが

望む結果はこの作品からは出てこない、ということ。

まあ、志田のあの退廃的な雰囲気からも

ハッピーエンド、というものはないと思っていたけど。

 

 

そしてこんなほの暗い、ダークな雰囲気があっても

繁華街描写はあっても

交わりの描写はないんですよね。

これが一番すごいところ。

武器を使わずにいい雰囲気を醸し出しているわけで。

すごいものですわ。

 

 

若干ご都合主義はあるかも。

でも嫌いじゃない作品。

 

 

 

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