司馬遼太郎「菜の花の沖 1」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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超少数派なスナッグをまといし
シネイド・オコナーの髪型にあこがれる
オトコオンナでございます。

今日は疲れましたさ。

麻酔打たれて少々プンスコになったので

いきなりステーキ450g決めてきた。

後悔は全然してない。

 

 

 

 

司馬遼太郎「菜の花の沖 1」

菜の花の沖 1
司馬 遼太郎

文藝春秋 2000年09月01日

by ヨメレバ

 

 

【感想】

おそらく本格的に著者の作品を

読むことになったのは初めてだと思います。

今までなぜか縁がなかったんですよね。

今更とか言わないでね、そういうスタイルですので。

 

 

実在の人物の物語です。

彼の名前は高田屋嘉兵衛といいます。

海上運輸を生業とし

大きな財を成しえた人物といわれています。

 

 

だけれどもその財を得る前の少年時代

彼は貧困に悩まされて

ほかの家へと居候することになります。

 

 

ほかの子どもと比べれば

子供っぽい要素がない、いわばかわいげのない

少年だった嘉兵衛少年。

それがゆえに周りのものから憎まれ、

ありもしない罪を擦り付けられてしまいます。

 

 

結局彼は地方のしがらみから

逃れることができなく、罪の一部を

背負うことになってしまいます。

それに失望した嘉兵衛は

愛する女性から離れ

淡路を後にしていくのです。

 

 

一見するとかわいげがない、と映るけど

彼はその恵まれない境遇がゆえに

人が良くも悪くもクリアに見えたんだと思います。

そして貧困ということがあるからこそ

不条理というものをより一層感じたのでしょう。

 

 

ただそんな正直そのものの嘉兵衛少年(のち青年)を

慕う人は何人もいたのです。

彼は権威に溺れ浸ったものをただただ嫌いました。

何も彼らはその下を見ようとしないから。

 

 

その権威にも屈しない心は

少しばかり垣間見ることができるんですよね。

これからそれが続きでどのように

発揮されていくのでしょうかね。

 

 

 

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