林浩「客家の原像」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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超少数派なスナッグをまといし
シネイド・オコナーの髪型にあこがれる
オトコオンナでございます。

今日はちょっと忙しいな。

用意が終わったら即取り寄せに向かうし

ご飯そっちで食べていく。

時間取れそうにない。

 

 

 

 

林浩「客家の原像」

客家の原像
林浩

中央公論新社 1996年05月25日

by ヨメレバ

 

 

【感想】

訳書となっています。

この新書ではかなり珍しいかな。

(訳書の割合が多いのもあるけどねー)

 

 

客家という人たちを取り上げた本です。

名前になじみがないかもしれませんが

輩出した人物には有名どころがそろっています。

孫文も実は客家だったりするのですよ。

 

 

あとはタイガーバームを作った人。

この方も客家の人です。

私は塗ったことはないんですけどね。

せいぜい塗ったことがあるのは

家畜用もあるというトウガラシのあいつです。

 

 

彼らは苦難の歴史を送っています。

ほかの民族によって住む場所を奪われたり

理不尽な思いをしたり…

流浪の民族だったわけです。

 

 

そんな彼らは農作物に期待をすることは

できませんでした。

そう、肥沃な土地を占めておくことができないので

何とかして糧を得るだけでも苦労するのです。

 

 

それゆえに調理方法には風味をよくすることで

おなかを満たしたりしていました。

そしてそんな歴史背景があるために

贅沢は敵だったのです。

(いつまた逃げ回らないといけないか、わからないですしね)

 

 

こう書くと、日本とはまるきし縁がないように

感じてしまうかもしれませんがそうではありません。

意外に縁があるんですよ。

私たちが当たり前のように使っている漢字も

客家語に共通点を見出すことができるのです。

(そのまま使っている箇所、多いんですよ)

 

 

それとまじめさ。

まあこれに関しては最近否定されてはいるものの、

客家の男性たちはお金を得るために

得てして故郷にはいないのです。

それゆえに守るべき人は、女性しかいないのです。

 

 

なので彼女たちは纏足というものは

まったく無縁だったのです。

そんな事をすれば、客家では貰い手が付かず

オールドミスにしかなれなかったのですから。

 

 

学こそ力…

それは地を耕す選択肢が

限りなく少ない彼らの最大限の

武器だったに違いありません。

いや、いまも武器なはずです。

民族としての結束はとても強固なのですから。

 

 

 

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