田澤耕「物語 カタルーニャの歴史」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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シネイド・オコナーの髪型にあこがれる
オトコオンナでございます。

ここ数日は別のほうにエネルギーを向けていたので

こっちはお留守でした。

ぼちぼち本当に戻っていかないと。

 

 

 

 

田澤耕「物語 カタルーニャの歴史」

物語カタルーニャの歴史
田沢耕

中央公論新社 2000年12月20日
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by ヨメレバ

 

 

【感想】

そんなに前ではない時期に独立騒動が起き

国民投票の対象になった地域、

といえばピンとくる方は多いと思います。

 

 

私たちは良くも悪くも、そういった問題に

強くさらされることはありません。

それがいいか悪いかはここで話すことには

含まれませんが、この地域には栄光と、

そして衰退…しかも完膚なきまでの衰退が

あったのです…

 

 

このカタルーニャ、かつては広大な領土を

持つところでした。

その映画は中世の時に顕著だったわけです。

 

 

やっぱり読んでいて面白いのは

この中世の歴史でしたね。

歴史というものは正直、勉強!!という観点だと

大嫌いなシロモノなのですが

読書というものだと面白く読めてしまうのです。

読書という魔力のすばらしさ。

 

 

で、様々な王が出てくるのですが

采配の仕方一つで歴史は本当に

ガラリと変わってしまう、ということを

本当に感じましたね。

栄えている国の王には莫大な財産があります。

ですが王の命は有限、死ねば遺産が分配されます。

 

 

だけれどもその分配方法がブブー!!だったために

争いの種になるなんて言うこともあったり

恋愛ごとで意図するようにならなかったがために

どうにもしようもないぐらいに国が傾くケースも

あるわけですし…

 

 

あ、もちろんのこと

後半も面白く読ませていただきました。

カタルーニャという地域が味わうことになってしまった

決定的な屈辱に関してです。

 

 

それは、彼らの存在を否定するほどの

残酷なものでした。

名前がなくなる、カタルーニャ語も禁止。

それがどれだけ身を裂かれるものかは

想像に余りあることでしょう。

 

 

それを考えると最近になって

独立騒動が出るのも確かに、と思えてしまいました。

そりゃあ彼らのもともとを奪われたのは

屈辱以外の何物でもないですもの。

 

 

時間はかかってしまいましたが

かつてあった出来事を知る意味で

有用な1冊でした。

 

 

 

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