カリステネス「アレクサンドロス大王物語」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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超少数派なスナッグをまといし
シネイド・オコナーの髪型にあこがれる
オトコオンナでございます。

今日はとても暑かったですな。

明日は多分有酸素はないけど

顔出し行く。絶対行く。

ついでに詰め替えのシャンプーリンス買う。

 

 

 

 

カリステネス「アレクサンドロス大王物語」

アレクサンドロス大王物語
カリステネス

国文社 2000年07月

by ヨメレバ

 

 

【感想】

あまりこういった古典というのは

このブログでは出てこない系統となります。

あまり好きないというわけではないんですよ、

なかなか機会に恵まれない、というのが

正しいかと思います。

 

 

で、この作品は本当に「フィクション」

なぜならば、アレクサンドロス大王の史実とは

まったく異なった事柄が頻出しますし

後半のほうではなんと神の国に行ってしまいますからね。

虚構の物語、というのを

感じましたね。

 

 

だけれども、決してどのバージョン

(この本ではベーシックのバージョンのほかに

ほかのバージョンの訳も出てきます)

でも古い作品なのに関わらず

読みづらさ、といったものは感じませんでしたね。

 

 

後半の裸の哲学者と呼ばれる人に

会うところの描写なんか、

様々な俗人たちへの批判がありますが

その批判の中には、

明らかに現代の私たちにとって

クリティカルヒットとなるであろうことが

書かれているんですよ。

 

 

それは様々な騒乱の元は

中傷によって起きてしまうということ。

これは非常にごもっともなお話だと思います。

もしも相手のプライドを踏みにじったりしなければ

そういったトラブルなんか起きませんですしね。

 

 

やはりグッとくる箇所といえば、

史実とは違いますが、アレクサンドロス大王が

一番信頼したものの裏切りによって

毒に倒れてしまうことでしょうか。

 

 

これは偉大なるものの宿命でしょうね。

どこかで憎しみを生んでしまうのです。

だって、絶対的な神の子であっても

裏切りを許してしまいましたからね。

なのでこの流れはある種「自然」なのかもしれません。

 

 

彼は毒に倒れつつも生前整理をやってのけ、

そして神の世界へと旅立っていくのです。

なんかスケールがいろいろと違う人でしたね。

(物語中ではね)

 

 

なかなか面白い作品でした。

古典も訳がかたかったりしないと

面白く感じるものですね。

 

 

 

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