プラトン「メノン」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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シネイド・オコナーの髪型にあこがれる
オトコオンナでございます。

明日はフルにトレーニングですな。

体を締めるチャンス。

 

 

 

 

プラトン「メノン」

メノン
プラトン

岩波書店 1994年10月

by ヨメレバ

 

 

【感想】

これぐらいのレベルの哲学だと、

割ととっつきやすくはなるのではないでしょうか。

 

 

そして、関係ないお話ですが、

著者のプラトンという名前を見ると

某スマホゲーではいまだにいないのですが

別のコミック作品でいる同名のそれを

思い出してしまうんですよ。

史実だと格闘技のチャンピオンだったからね…

 

 

ソクラテスとメノンの会話を通じて

問われる事柄は…

「徳というものは教えることのできるものか」

というこれまた深い問題です。

 

 

皆様はどう思うでしょうか…

実を言ってしまいますと、

本中でもこれらに関する明確な答えは

なされていないんですね。

 

 

ただ、この本中出てくる徳が「ある」

と思われる人の子孫が

その徳を継承「できていない」という

ケースが散見されるということは

つまりいうところの、「できない」の

ではないかとは思います。

 

 

それに徳というものの定義も

一つではないから非常に厄介なんですよね。

それにその解釈だって

人によって違うものがありますし。

 

 

で、ここで注意してほしいのは、

ソクラテスとの会話で途中に出てくる

一人の男です。

彼は最後までソクラテスに反抗的な態度をとりますね。

 

 

そう、彼はソクラテスをはじめとする

真相を突き詰める人たちをよしとしなかったのです。

堕落させる象徴、と吐き捨てたのですから。

 

 

ここでん~と思いませんか?

この図式、現代でも起きているように思います。

そう、特権を持っている人たち

(このたてつく男もいわゆる裕福な家庭の男です)

はこのように知を付けることをよしとしません。

 

 

だって知がなければ、ちょっと飾った

心地の良い言葉さえあれば、民衆をコントロールできて

しまいますからね。

だからこそその男は、脅威に感じたのです。

 

 

で、その男にソクラテスが吐いた言葉は

「お前はそれらの人の何を知っているか」です。

所詮先入観の代物なのです。

というか、行ってしまえばあらゆる事柄のほとんどが

先入観から起きることもあるわけで。

 

 

これに関しては陥りやすい事態ですよね。

先入観で物事を見、それが真実でない場合の

恐ろしきことよ。

SNSではそういうこと、日常茶飯事です。

だからこそ無知って恐ろしいことなんですよ…

 

 

面白く読ませていただきましたが

やっぱり哲学は日常とは遠い場所にあるのもあり

とっつきづらさは残りましたね。

 

 

 

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