坂口弘「続 あさま山荘1972」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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超少数派なスナッグをまといし
シネイド・オコナーの髪型にあこがれる
オトコオンナでございます。

今日は雨だったので有酸素はお休みとなりました。

そんな日もあります。

ちょうど足をぐきったのでちょうどいいでしょう。

その代わり、明日はフルですよ。

買い出しもありですからね!!

 

 

 

 

坂口弘「続 あさま山荘1972」

続 あさま山荘1972
坂口弘

彩流社 1995年05月

by ヨメレバ

 

 

【感想】

郵送トラブルによって原稿が

失われてしまったのですが、

無事にこうして出版されています。

ただし、この本に関しては本当に読書注意。

 

 

なぜそう注意を促しますかといいますと、

彼らが拠点としていた隠れ家で

行われていた凄惨なリンチ行為のち殺人が

仔細な表現がなされているためです。

 

 

はじめは組織の統一、という名の元ですが

このシリーズで言われていた通りで

この組織のボスは決定的な欠陥を持つ

思想の持ち主でした。

 

 

なぜ欠陥を持つかといいますと

武器が持つ力を猛進したわけです。

ベースの場合ではそれが理不尽な暴力へと

変わっていくのです。

 

 

力の統率はその塩梅を間違えれば即、

理不尽な行為、組織の瓦解を意味します。

例にもれず著者の組織も風通しが全くない

ただの暴力で支配する組織へとなり下がりました。

 

 

そして誰もが「してはいけない」を言えなくなった結果

12人もの命を奪う結果となったのです。

しかも恐ろしいことにそのうちの一人には

妊娠中の女性もいたのです!!

(つまりそれはお察しの結果をもたらしました)

 

 

もう、この一番胸糞な部分は

組織も減ったくれもない、ただの惰性でしか

組織が成り立っていないのを証明する

意見交換にしかなってないの。

結局この時点でもう組織としては「オワコン」なわけ。

こんなこと許しちゃってるんだもん。

 

 

でも、これって…似たケースありましたよね。

つまり、私たちはその重大事件を

まったく後世に活かせなかったわけです。

ただの重大リンチ事件、で終始したわけ。

その結果がね…

 

 

著者に関しては確かに被害者の側でも

あるんですよね。

無能なボスについた結果、妻まで奪われ

ボスは結局自殺し…

自身は現在確定死刑囚…

 

 

マインドコントロールの恐ろしさをまざまざと

見せつけられた気がします。

彼らを批判するのは簡単。

でもね、あの状況下でノーというのは

自らもリンチにかけられるのよね。

だからボスは最低なぐらい卑怯だよ。

それをメインに打ち出す事態が卑怯。

 

 

今まで読んだ本の中で

最強クラスにキッツい作品でした。

こんなクソなボスに殺された

純粋に思想に賛同した人達がいたたまれない…

もちろんこの思想は危険だけど

現状を変えよう、という心は確かだったはずなの。

 

 

 

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