安本美典「説得の文章技術」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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明日はフル日(ただし夜はやらない)

お楽しみですな。

 

 

 

 

安本美典「説得の文章技術」

説得の文章技術
安本美典

講談社 1983年03月

by ヨメレバ

 

 

【感想】

出版年が古いものですね。

だけれども、通して読んだときに

あまり古臭さを感じることはなかったのは

おそらく、こちらに響く文章を書く際に

大事なことは「不変」だということ

だからだと思います。

 

 

ちなみに著者は文章の専門家のように

思われますが、実は本来の専門の分野は

古代の日本に関してです。

ある文章に関して「偽書」と明確に批判した

人でもあるのです。

(ただし、その所を私は知らないのではありますが)

 

 

そんな著者は説得する文章を

書くにあたって大事なことを述べています。

つまり、読む側が魅力的に感じる

文章構成にする、ということね。

 

 

それは漢字と平仮名、そして句読点の

絶妙なバランス。

これが多すぎるとやはり難しく感じてしまいます。

 

 

それは確かに、と思うことがありまして

このブログの中の人の読書スタイルは

絨毯爆撃、節操なしそのものですが

やはり専門書に該当するものは

漢字の比率は必然的に高くなりやすく

読みづらいことこの上ないです。

 

 

ちなみに例としてあるノーベル賞作家の方が

出てくるのでありますが

その方の「小説」に関しては

まあまあ難解で有名です。

(あいにく私は読んだことがありません。)

 

 

ただし、エッセイに関していえば

そういうのを微塵も感じさせないんですよ。

これは1冊読んだ経験があるので

本当のお話です。

 

 

と、いう風に文章を使い分けているし、

対象の読者をかの作家の方は

分けているのではないかと思うんですよ…

 

 

あとは句読点までの文章の長さ。

ハードボイルドだと短くなるんですよね。

やはり適度な区切りが入ると

文章がきっちりと締まってくるんですよ。

それが渋いテイストとは親和性が高いようです。

 

 

その逆をいく作品もこの本では例と

して出てくるんですけどね。

えぐい、えぐいですよ。

でもね、それがわかっていてもその句読点のない

だらっとした文が読みたくなるのよ。

 

 

ほかにも実用的な

文章を書く際の手法が出てきます。

対象はアナログ的手法ですが

このようなデジタルでも読む行為はありますので

役に立つとは思うのです。

 

 

 

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