アリソン・アトリー「時の旅人」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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今日もメンテに行けそうだったので行ってきた。

早くいろいろ治さないとな、まったく。

まあいいや、明後日たんぱく質食べてくるもん!!

 

 

 

 

アリソン・アトリー「時の旅人」

時の旅人
アリソン・アトリー

岩波書店 2000年11月:

by ヨメレバ

 

 

【感想】

これはちょっと切ない作品だねぇ。

時を巡る旅に出ることのできるペネロピーには

かつての時代の時系列で起きる出来事は

予測が効く出来事なのね。

 

 

確かにペネロピーはそこに出てくる登場人物に

声をかけることもできるし、

一緒に戯れることができるのです。

「別の時」の中でね。

 

 

現実にこの時系列では

時間が1分たりとも進まないのよ。

現実の世界基準ではね。

 

 

で、ペネロピーがこの現状を変えることができないのは

ペネロピーを敵視して攻撃してくる

ある少女のことを知れば

大体わかることでしょう。

 

 

その子はいわば嫉妬のためにペネロピーに

嫌がらせをしているように見えるのですが

ある種そうでないのかもしれません。

「あなたはここにいてはいけない存在」

それを示唆するような感じね。

 

 

現実世界でいえばアリソンだね。

彼女もペネロピーの行動を

よくは思っていないのよね。

 

 

確かにそういう時期があることは大事だし

それはまさしく防衛反応だからね。

でもね、終章の彼女の自覚からもわかるけど

あちらの世界はもう過ぎ去ったことで

決して事態は変えられないこと。

 

 

そして自分もうつつのところに

い続けてはいけなくて

自分そのものを持たないといけないということ。

 

 

悲しいけれども大人になるということは

犠牲を払わないといけないことが

ままあるのよね。

でも、その心だけは残っているからね。

確実に物事を乗り越えた「勇気」はね。

 

 

切ないお話だな。

多分大人になってから読んだほうが

面白そう。

 

 

 

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