松本清張「影の車」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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今日はきちんと全部こなしました。

明日は特に何もないので1トレのみかな。

 

 

 

 

松本清張「影の車」

影の車
松本清張

中央公論新社 1998年08月

by ヨメレバ

 

 

【感想】

これは何とも言えないおっかない作品で…

人は殺人を犯す時に狂気に満ち溢れますが

その描写が伝わってくるんですよ、

ひしひしとね。

 

 

この中で面白かったのは

いわゆる美人でない女性が

美人でないうえに「金」をよりどころとして

生きていくお話です。

 

 

どこか彼女はゆがんでしまったんですよね。

だけれども一人の男に家に上がり込まれ

弱みを握られたがために彼女は

殺意をあらわにするのです。

 

 

いわゆる扱っているものは完全犯罪。

そう、美人でないことが隠れ蓑になったのです。

ゲス男と肉体関係があっただなんて

誰も思わないでしょうしね。

 

 

でもこのゲス男が殺されても

何とも感じませんでしたね。

むしろ殺されても文句も言えない犯罪を

こいつは職場でやらかしたのですよ。

 

 

なので、お気の毒さま、でしたね。

 

 

他の作品にも優秀な作品があって

どれがいいとは指摘できないぐらい。

タブーが真相に絡む作品も

また興味深いですし。

 

 

そりゃあそのタブーからは誰だって

解放されたいでしょうよ。

そもそも日本でも海外でもそれは禁忌事項。

とくにアメリカではその罪状単体で成立します。

(むろん重罪)

 

 

だけれどもそれを許されなかった結果は…

これは何とも言えない作品だねぇ。

 

 

他には嫉妬がすべてを狂わせた

作品なんかもあります。

これは八つ当たりだけれども

気持ちはわからんでもないです。

でも、決してやってはいけない行為なんですよ。

犯罪ですもの。

 

 

基本的には重たくなる作品ばかりですが

最初に紹介した作品だけは爽快感がありましたね。

ああ、悪が一つ消えたな、と。

 

 

 

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