柴田錬三郎「デカダン作家行状記」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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怠惰な生活は今日が最終日です。

体脂肪率に影響は出ておりません。

でも続けていいわけがないので今日でおしまい!!

 

 

 

 

柴田錬三郎「デカダン作家行状記」

デカダン作家行状記
柴田錬三郎

中央公論新社 1989年06月01日

by ヨメレバ

 

 

【感想】

この作品は、まだクサクサしていた時代の

著者の心の内を描写したものではないの?

と個人的には感じています。

 

 

まあ、それを示唆するような表現が

この表題作の始まりには明記されていますからね。

そう、本がいかに売れるかは面白いかだけでなくて

やっぱりプロモーションにもかかってきますからね。

(まあ最近のそれはプロモーションがすぎて

時に辟易してしまうこともあります)

 

 

この作品に出てくる作家、鶴見佐太郎は

本当に不思議な男。

もうね、ひねくれものの塊なのよね。

時にとんでもない空想をやってのけたり

したり、あえて嫉妬を起こさせるような

挑戦的な行動をとったり…

 

 

その挑戦的な行動はこの作品の最後である

第八話に出てきます。

ある結婚した夫婦の元へと

足しげく通う佐太郎は

まるで「不貞があったかのように」仕立て上げる

あざとい行為に及ぶのですよ。

 

 

ちなみにこの話の前提条件として

夫婦の夫側の方は嫉妬に関しては

くだらないという表現を取るのですが…

 

 

さて、いざそれを刺激するようなことをして

そうなるとどうなるか…

結果は…ご想像の通りです(笑)

たぶん私もやるだろうな~。

人って本当に弱いんですよ。

強そうに見えるこの夫の方だって

この有様なんだもん。

 

 

あ、この本にはもう一つの作品がありまして

いわゆる神様が出てくる作品ですが

まあこの神様ね、割と細かいところを見ていて

えらい細かいところに自分の力を使うの。

 

 

だけれども競馬場で運命を変える

お話に関しては、言ってしまえば

神様も本当に楽じゃないわーと感じましたね。

 

 

展開が見えるんだもの。

中には大金を手にしても

命を落とす人がいるんだからね。

殺されちゃうんだわ。

 

 

で、その運命を変える人(男性)は

どうなるかって?

そりゃあ読んでくださいとしかいいませんよ。

大事なものをこれ以上スポイルできませんからね。

 

 

うん、眠狂四郎とは

違った世界を見ましたね。

 

 

 

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