松本清張「風紋・夜光の階段」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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松本清張「風紋・夜光の階段」

風紋・夜光の階段
松本 清張

文藝春秋 1983年12月19日

by ヨメレバ

 

 

【感想】

やっぱり著者の悪の描写は

ただただ、魅了されますね。

どちらの作品にも悪は出てきます。

 

 

最初の作品は悪の度数は2作品目よりは

高くはありませんが、

その会社で一番信用していたはずの「人」が

ことごとく裏切るという結末が

最後に露呈してくる作品となります。

 

 

そのきっかけはわからないでもありません。

そう、どんなにその信頼されていた人は

社長がいなくなったとしても

そのポストに収まることはできない人間だったのです。

 

 

そう、いわゆる親族にポストが約束される

会社だったわけで

血縁のない、かかわりが深いだけのその男には

頂点に立つチャンスはなかったわけ。

 

 

ちなみにその会社はある商品一本に

重きを置いていましたが、どうもその商品は

成分的にまずいものが含まれているようで。

あれ、こういうのってありませんでした?

んーとね…「エフェドリン」かな。

 

 

これね、ダイエット製品に使われていたけど

いわゆる麻薬成分です。

健康被害出て、現実に死亡例も

でちゃっています。

この国ではもうその手の商品は出ませんが

まーだアメリカでこのバカな商品あるのよ。

ウソじゃないからね?

 

 

まあ、作品中ではその看板製品の黒い事実は

埋もれたはずだけど別件で黒いものが出て

結局会社は傾いたわけね。

 

 

まあ、社長も埃の出ることをしていたわけなので

結局普通に生きることって大事だと思うの。

つつましく、よ。

 

 

それはメイン作品の2作品目にも言えること。

こいつは著者お得意の「鬼畜男」が出てくる作品です。

鬼畜が出てくる作品は本当に著者は巧み。

この男は女に貢がせてのし上がるタイプの悪男です。

 

 

だけれども、彼が接点を持った一人の女が

鬼畜男の過去の所業を

見事に突き止めてしまったわけです。

悪女がついたわね(笑)

そして鬼畜男は悪女と結婚しないと

いけなくなりましたが…

 

 

この作品は鬼畜男の悪事を突き止めようと

検察が動きを見せますが

残念なことに一人の冤罪を

防ぐことができませんでした。

(おそらく晴らされたはず)

 

 

じゃあ被害にあった人は報われないと思うでしょ?

まあ法の埒外でこの男はきちんと

制裁を受けています。

まあ今までの女とは違ったからね。

それを予知できなかった男の敗北よ。

 

 

ページ数は多いのでそこのところは

覚悟で。

 

 

 

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