麻生幾「ケース・オフィサー(上)」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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明日はおそらく有酸素はなしの可能性が大きいです。

ただ、スタンバイ系のやつが来た場合は

別なのではありますが…(可能性低し)

火曜日は遠征+延長戦でしょう。

 

 

 

 

 

麻生幾「ケース・オフィサー(上)」

ケース・オフィサー(上)
麻生幾

扶桑社 2004年06月30日

by ヨメレバ

 

 

【感想】

この何とも言えない「敗者が漂わす雰囲気」

好きなんだよなぁ。

それは私がアウトローという道を選んで

日に当たる場所にはいるけど

実態は影のようなものだからなのかも…

 

 

まだ上巻なのでこの本の主人公である

生きながら死んでいる男、

名村は動き出しはしません。

 

 

この男はかつて、テロ対策の鬼でした。

様々な情報をつかむために

独自に動ける、決して迎合しない男でした。

 

 

だけれども、そんな男を歓迎しない

人間がいたのです。

それが名村が「エリート」と蔑んだ

松村でした。

 

 

どうやら彼は名村が意にならないのと

その才能に嫉妬し、彼をはめて

テロの一線から遠ざけてしまうのです。

恐らくコントロールのできない男は

いらなかったのでしょう。

 

 

その結果、彼は輝ける地位を失ったばかりでなく

情報源である<V>との

つながりもなくしてしまうのです。

10年以上も連絡は取れぬままとなりました。

 

 

しかしながら、そのつてが必要な日が来たのです。

日本にバイオテロの脅威が迫っていたのです。

しかも名村のいた当時とは違って

誰も警察内にはテロに対策を打てる駒が

存在しなくなっていたのです。

 

 

で、その松村にどうしてもポストを

とられたくない男が名村に接触しようと

するわけなのですが…

 

 

敵は、まさに復讐心に燃えています。

そりゃあそうだろうな、アメリカに

自分の肉親を目の前で殺されれば。

その青年は組織に育成されて

日本という異国の地で牙をむこうと

しているわけです。

 

 

静かな文章と、

退廃的な雰囲気と

さっきだった警察界隈と。

どれもが実に、実に美しいなと感じました。

 

 

下巻では恐らく名村が

動き出すのでしょうが…

実質腐敗している組織が

きちんと仕事ができるのかなぁ。

 

 

地位を求めるだけの人たちって

本当、何とも言えない冷たさを覚えるよね。

これは教育関係であってね。

冷酷非情なクソ教師だったわよ。

まあたぶん家でもあの人は居場所なかったんだろうな。

あれは公私とも同じ性格だと思ったから。

 

 

 

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