ボッカッチョ「デカメロン(下)」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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怠惰にもう少し浸りたい。

私は弱い人よ。

どんなに強くなりたくても、

やっぱり「弱い日」は必要よ。

つまり息抜きだ。

 

 

 

 

ボッカッチョ「デカメロン(下)」

デカメロン(下)
ボッカッチョ

筑摩書房 1988年01月01日

by ヨメレバ

 

 

【感想】

この作品は比較的穏やかに読めるかと。

なぜならば、NTR描写はあるけれども

そんなにきつい描写ではないから。

 

 

ただし、1作品のみ、

いわゆる嫌われる「試し行動」をとる作品があります。

それが現代ならば忌み嫌われる

サイテーな行為なのはわかりますね。

正直胸糞で、いわゆる女性差別的な

きらいがあります。

苦手な人は読み飛ばしてください。

さすがに私も堪えましたので。

 

 

ただ爽快な作品が多いです。

一番すごいのは学者をだました傲慢そのものの女性。

しかも恋人とともにこの朴訥な

学者を嘲笑したのが運の尽き。

 

 

寒空の下放置された学者は復讐を誓うのです。

その復讐は季節は逆(その時は夏)で

プラスアルファのものが付きます。

夏といえば虫が出ます。

 

 

哀れなるかな。

この傲慢姫は体を暑熱でやかれるばかりでなく

その白き美しき体を無視に刺され無様な姿に

なるのです。

 

 

だけれどもただでは起きないこの女狐は

理由をこじつけたようですが…

彼女の受けた傷は決定的でしょう、

ゆめゆめ人を見下してはならないという

教訓を教えてくれる作品です。

 

 

他には許容というものの大事さを

伝えるものが多いです。

現代は自分の意見を伝えられるメディアが

実に多いです。

 

 

だけれどもストレートに意見を伝えられるということは

そこに衝突も時に生まれます。

それを貫くことも時に必要なことでしょう。

だけれども妥協も必要な時だってあります。

 

 

本当SNSをそこそこ活用

(まあボディメイクの戒め)しているので

極論をよく目にします。

時に目をそらしたくなることもあります。

 

 

許容のない世の中になったな…

と思います。

古い作品だけれども、

許容する、それは大事だなと思った次第です。

(ただなかなかきつい仕打ちは受けているのよ)

 

 

最後には著者のあとがきがついています。

決して著者は傲慢でもなく

弱さを認めています。

人は弱いもの。

弱さを認めるからこそ

優しくなれるんだよね…

 

 

 

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