金重明「悪党の戦」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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今日はうれしいことがありましたね。

もっと精進せねば、と思った日です。

 

 

 

 

金重明「悪党の戦」

悪党の戦
金重明

講談社 2009年01月

by ヨメレバ

 

 

【感想】

悪党というと戦いにおいて

卑劣な行為をしそうなイメージがついて回ります。

いや、そうではないんだよな、この作品の場合。

 

 

むしろ、主人公でもある楠正成が戦う

幕府側の方がその卑劣な行為(いわゆる殺戮・婦女暴行)に

関しては上だからね。

 

 

現実にその婦女暴行に関しては

ほんの少しだけこの本中にも出てきます。

悲しいことにこの作品の主人公側にいる人間も

その卑劣な行為の犠牲になってしまいます。

 

 

まあ、その女性は悪魔のような男に

きちんととんでもない復讐を遂げますがね!!

(あんな所やこんなところをちょん切っちゃいますし!!)

だけれども少女が傷ついたのは胸が痛みましたよ…

 

 

悪党と呼ばれた男たちが

天皇を擁護するものとして

ひそかに活躍し、そして散っていくまでの

物語を描いたものです。

 

 

基本的に彼らはいわゆるお上のやることに

まったくもって賛同していません。

そりゃあそうよね。自らの地位に胡坐をかいて

遊蕩三昧で民草の方に向いているわけじゃないもの。

 

 

ん~?なんかこれって聞いたことあるような。

今もそうだよな~

まあ、人ってそれだけ自分しか向かないという

事なのでしょうな!!

かという私もそのクチだけれどもね。

 

 

そんな彼らはそれぞれの地域ごとに

連携を保っていました。

それは時に敵と対峙するときには

大きな強みとなりました。

 

 

戦い方が「自由」。それも強みでしたね。

敵方が使うことのないような

大掛かりな装置を使った戦い方や

挙句の果てには汚物お見舞い攻撃(!!)なんていうのも

あります。

 

 

ええ、そいつに関しては

お見舞いされたくはないですね。

時に人間でない怪力な生物が

そいつのつぶて投げてきますけどね…

ヤメテクダサイ…

 

 

そして楠に味方するものには

ある異国から来たちょっと特殊な宗教が

絡むものたちがいます。

それはいわゆるまぐわい(アレ方面)を用いることにより

敵を貶める妖力を放つものと言われています。

 

 

だけれども、これは使用者がきちんとした

心がけを持っていないと成立しないのよ。

ある男はそれができなかったがために

見事に墓穴を掘ることになり結果

悪党側の敗退にもつながるのです…

 

 

最後はどこか寂しい感じかな。

でも、正成は後悔のない戦いをしたと

思うんだな、悪党らしく、ね。

 

 

 

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