ミシェル・ウエルベック「H・P・ラヴクラフト」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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ミシェル・ウエルベック「H・P・ラヴクラフト」

H・P・ラヴクラフト
ミシェル・ウエルベック

国書刊行会 2017年11月22日

by ヨメレバ

 

 

【感想】

私は幸運なことにこの本を読んでいる今

ラヴクラフトの作品を1作品も読んでいません。

何たる幸運かな。

ただし、序文の方はもちろんのこと読んでいますし

彼の系譜を組む人たちの一部の人も読んでいます。

 

 

しかしながらキング氏、

相変わらず言葉がふるってらっしゃる。

これ原文にあれなワード入ってるんじゃないかな。

彼の作品を毎度毎度読んで感じるのは

絶対原文で見るとピー――!!なワード

わんさか入っているんだろうな、と。

(今まで読んだ作品の中にそれがないのはない)

 

 

この本は…どちらかというと未読の人の方が

得をするような気がするんだな。

読んでしまった人が読むと

ただのラヴクラフトべた褒め本で

終わってしまうからね。

(でもそういうデレ本私嫌いじゃないぞ?)

 

 

これは知らなかったことなのですが

生前に彼は決してスポットライトが

当たることはなかったということ。

引用文からしても余りあるほどの文章の

破壊力を含んでいるのに

当たらなかったんですよ。

 

 

それは彼がいわゆる社会不適合者で

あったことと、ジェントルマンであり続けようと

したのが原因じゃないかな。

 

 

それと人によっては当たり前に楽しむであろう

性のコミュニケーションを彼は嫌悪していたみたいで。

作中に出ないわけではないけれども

悦びの表現には出てこなく

ただの単語でしか出てこないわけで。

 

 

ただ、そんな彼にも愛した女性はいたのです。

だけれども、運命が彼を見放したとき

その愛した女性との素晴らしき日々、

いや、彼の人生というべき部分も

終わりを告げてしまったんですよね…

 

 

ある種著者は生まれてくるのが早すぎた

人間の一人だったのかもしれませんね。

でも、彼は決してジェントルマンであるがために

お金を儲けたくはあったものの

こんな風に爆売れすることは好まなかったんじゃないかな。

 

 

それはそれで彼の感覚の欠如に

つながったように感じます。

創作活動って本当に環境依存もあるから

むずかしいところよね。

 

 

彼の書く文章は私の求める文。

いつか邂逅できることを

願わずにはいられません。

(私のスタイルはまさに流れるままになので

いつ出会えるかはわからないよ!!)

 

 

 

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