吉田雄亮「夢燈籠」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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有酸素行ってきたよー

寄り道もせず帰って来たよー

パートナーのメンテもしたよ。

有酸素のお友達はいたわらないと。

 

 

 

 

吉田雄亮「夢燈籠」

夢燈篭
吉田雄亮

祥伝社 2012年02月

by ヨメレバ

 

 

【感想】

まったく、切ねぇよ、どこまでも切ねぇよ。

惚れた女の弱みをこうまで利用してしまうなんてな。

 

 

だけれども、この気持ちはとってもわかるもの。

遠い遠い昔、私がまだ今のような状態になる前

ある事件があって私の精神はズタズタでした。

(今と違って、僻みの塊のどうしようもないクズでした)

 

 

そんな中、ある行動だけが癒しだったんだよね。

つらい事実をとことんまで忘れさせて

くれたからね。

 

 

まあ私の物語はここまでだけど

今回の主人公となるお俊の前には

かつて愛した男が現れるのです。

 

 

その前に…お俊もまた

錬蔵に恋をする女性でした。

だけれども恋のライバルは全てにおいて

完膚なきまでのよさしかない、お紋。

どこか引け目を感じていたわけです。

 

 

そんな彼女の前に彼女の悲惨な境遇を

理解し、愛してくれた男性が来たら…

グラっと来ちゃいますでしょ?

まさにお俊はそうなってしまったわけです。

 

 

一方、深川では血なまぐさい事件が

相次いでいたのです。

それは押し込みの先の商店のものたちを

まるで殺戮を楽しむかの如く

無残に斬り殺しているのですから…

 

 

しかもその斬り口からしても

どうもただものではないのです。

強敵の予感ですぜ、錬蔵さん。

 

 

で、そのお俊のかつて恋した男の

与吉は、働き口を探していたのです。

お俊はかつて愛していた男を

どうにかしようと鞘番所へと

働き口を提案するのですが…

 

 

でもね、どんなにお俊が後ろめたい事実を

隠そうとしても、

それを見事に見抜いてしまう人がいたのです。

安次郎です。

そう、彼は男と女の酸いも甘いも

星の数ほど見てきた男なので勘が働くのです。

 

 

そう、そこに何かよからぬ影を

見抜いてしまったわけです。

実際にそれは現実となってしまうのです。

そう…

 

 

今回も世直しの錬蔵の剣が

悪の権化たちに閃きます。

どこまでも救いのないやつがいたわけなのです。

まあ、普通を呈した鬼畜でしたな。

サイコパスとでも言いましょうか。

 

 

本来ならばこれら一連の事件は

判断の誤りから起きてしまったわけで

本当ならば命がなくなる案件ですが…

 

 

うん、夢だ、夢だったんだよ。

我々はね、ひと時の幻を見たんだよ。

ようやくそれが覚めてね、

真の意味で迷いは、消えたんだ…

 

 

 

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