パトリシア・ライトソン「星に叫ぶ岩ナルガン」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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ようやくなかなか食べることのできなかった

アイスクリームを片付けることができました。

うれしいなー

 

 

 

 

パトリシア・ライトソン「星に叫ぶ岩ナルガン」

星に叫ぶ岩ナルガン
パトリシア・ライトソン

評論社 1982年04月

by ヨメレバ

 

 

【感想】

久しぶりに彼女の作品を読みましたね。

この作品は、「ウィラン・サーガ」という

3冊のシリーズものに少しだけ触れられていた物語です。

 

 

そのシリーズとこの作品は舞台が一緒で

オーストラリアの地が舞台です。

不慮の事故で両親が亡くなったことにより

親戚の家に引き取られることになった

少年が出会うある未知の存在との遭遇、

そして追い払うまでの物語です。

 

 

ただ、この物語は追い払うと言っても

そこには人間のエゴがついて回るんですよね。

そう、人が開発をするということは

本来様々な生態系が存在する場所を

切り拓く、ということを意味します。

 

 

それはすなわちその地にいた生き物を

少なからず殺戮する、ということを意味します。

私たちが望まずともミクロの視点で見てしまえば

必ず殺生は絡んでしまうのです。

そう、人が物事をなすということは

それだけの犠牲を伴うということ。

 

 

そんな中で出会った障壁というのは

岩ナルガン、という存在だったわけです。

どうやらこれはオーストラリア固有の存在ではないようで

オーストラリアに棲む精霊たちでは

どうもどうにかすることはできないようです。

 

 

これって何かを示唆していると思いません?

いわゆる外来生物ですよね。

こういった生物には現地には対抗すべき敵はいません。

だから好き放題繁茂し続け

生態系に手痛い一撃を加えてしまいます。

 

 

大体これを招くのは…人なんですよね。

特にペット関連はなぁ。

タマゾン川が騒がれて久しいですが…

これは人のモラルを問われてしまいますよね。

 

 

だけれどもそれに敏感に気付いたサイモン少年は

なんとかしてこの未知の存在である

ナルガンを脅威にならないうちに

対処しようとします。

 

 

そこには当初サイモン少年をからかった

精霊の存在がいます。

ポトクーロックというひねくれものの精霊です。

かつてその精霊はサイモン少年を引き取った

チャーリーとも接点があったようです。

 

 

ただこの本は一回読んでも

一部解けない問題があるのです。

たぶん、著者がこの本を読み聞かせのごとく

何度も読んでほしいと意図しているように

感じているのですが…

(解けない部分はサイモン少年が刻んだ名前と

ナルガンの最期の部分)

 

 

またウィラン・サーガ再読したいけど

今回は手元に置いておくようにした方がベターかも。

2~3巻目が本当にただただ美しいんだ。

 

 

 

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