山崎洋子「ホテルウーマン」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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今日は有酸素もなく…

明後日に回しました。

水曜日期限のものまで変更場所。

 

 

 

 

山崎洋子「ホテルウーマン」

ホテルウーマン
山崎 洋子

毎日新聞社 1991-08
売り上げランキング : 1346170

by ヨメレバ

 

 

【感想】

冒頭から衝撃的な内容で始まります。

主人公の恋人である男は

恋が破れたとき、拳銃で自殺を図るのですから…

 

 

実をいうとその主人公―神尾柊子は

すでに恋人の子供を身ごもっていました。

当初はおろそうと思ったけれども

結局は産むことにしたわけで…

 

 

そして、メインのストーリーは

実は柊子はエリートもエリートなのです。

必死でお金をため、アメリカに留学して

MBAを取ったわけですから。

 

 

そして彼女はホテルタカトオの

将来を約束されるであろうエリートとして

規格に絡んでいくのですが

やはりそれには未婚シングルマザーの

鎖が時に障壁となります。

 

 

まあゲストかそういうのを抜きにしても

柊子は実に魅力的な女性なんですよね。

女性らしさを存分に出しながらも

決して媚びるという要素がないんですよ。

だからこそたとい未婚の母になったとしても

親すらも頼らなかったわけで。

 

 

ただ媚びるという要素がないということは

それだけ同性に対しても

決して妥協はないわけで

彼女は女性をも敵に回すんですよね。

 

 

しかも3回。

そのうちの1回はクリティカルヒットになり

最終局面を迎えていた

あるホテルとの地位争奪戦に影響を

及ぼすことになります。

 

 

ただ、そのうちのクリティカルとなった1回は

柊子が明確に悪いわけではないのです。

決して彼女にはその男性(長沢)とは

仕事上の関係で、確かに恋心はあったものの

決して一線は越えてはいないのです。

 

 

確実に悪いと言えるのは長沢でしょうね。

恐らく柊子以外にもそういうことを

していたのでしょう。

なんか不運だよなぁ。

 

 

そしてそのために柊子は

支配人になる夢を結局は

あきらめざるを得なかったのです。

しかも彼女の子供は

実は難病を抱えていたんですよね…

(難病指定だけれども今は手術方法が

ある程度確立されてはいます)

 

 

でもね、彼女の才能は

ちゃんと花開くんですよね。

確かに同性にも嫌われる柊子でしたが

その洞察眼は輝くものがあり

最初に柊子に襲い掛かった女性が

ある道に導いてくれるのです。

 

 

この作品、一応ドラマ化されたみたい。

でも冒頭の部分とかは変えただろうな…

かなりえぐいんだよ。

 

 

まあ、個人的には

ややゲスい表現が目に付いたので

この作品は面白かったけど

胸糞は悪かったです。

 

 

 

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