チャールズ・パリサー「五輪の薔薇(下)」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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シネイド・オコナーの髪型にあこがれる
オトコオンナでございます。


テーマ:

2018年終わりまでもうすぐ。

で、こういう日に猫に座椅子を取られました。

該当の猫はさも当然の態度で

居座っておられます。

 

 

 

 

チャールズ・パリサー「五輪の薔薇(下)」

五輪の薔薇(下)
チャールズ パリサー

早川書房 1998-03
売り上げランキング : 1258979

by ヨメレバ

 

 

【感想】

2018年ベストオブひでぇ小説でしたね。

受賞おめでとうございます(笑)

チャーチルの書記官のそれは

長くてもあくまでも日記形式なので

まだましだったし興味深かったです。

 

 

だけれどもこの本に関しては

登場人物のだれ一人「興味深い」と

思える人がいないというね。

全部誰かしら「ゲスい」要素を持っているからね。

 

 

まあ、そういう点で言えばゲスいのは

結局究極の行動を何一つとれない

主人公のジョンなのかも。

結局ゲス生産元の母親と全くやっていることは

同じなんだよなぁ。

 

 

周辺人物があまりにも彼に

かまってやりすぎたのも原因なのかも。

ただそれでもジョーイのために

最下層も最下層の仕事に身を投げ出してはいるからね。

 

 

完全にダメというわけじゃないのね。

でも、諸悪はジェオフリーなんだけれどもね。

彼がバカなことをやりさえしなければ

ジョンだって苦しまなかったかな。

 

 

でもね、ジョンも実はある悲しいことを

運命づけられているのね。

まあ、これはネタバレはしないです。

が、著者が注釈でわざわざネタバレしてるのよ。

この本はネタバレを嫌悪している人は注釈は

見ない方がいいんだわ。

(結末を見るまでもなくジョンに待ち受けるへし折れない

残念フラグが見えてしまいます)

 

 

そしてね、運命は繰り返されるのよ。

ジョンの想い人は

悲しきかな、ジョンの宿敵にかっさらわれるのよ。

そして、同じように殺されるのよ。

 

 

ジョンと同じ名を冠した

ジョン・アンフラヴィルと同じように。

そして、背景も実は同じ。

これは黒幕が出てきたときに明らかになります。

 

 

ただそれでも謎は残るのね。

同じ運命をたどったのならば

もしかして想い人のそれは…?となるけど

今回はそこの点はたどる道が違うように思います。

ただ、可能性のある描写は微レ存なのよね…

(それがあった描写は母親の秘密と同様、ないです)

 

 

正義は誰しもが求めること。

ジョンも正義を貫きましたが、

それがすべて終わったとき、残ったのは「虚無」でした。

望む形にはならなかったわけです。

 

 

評価がなぜ低いかって?

だってこの作品、同じパターンずっと続くんだもん。

さすがにこれは興ざめするわよ。

 

 

 

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