井出孫六「中国残留邦人」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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行くときは天気は回復するけど

大荒れなんですもの。

 

 

 

 

井出孫六「中国残留邦人」

中国残留邦人
井出 孫六

岩波書店 2008-03-27
売り上げランキング : 328830

by ヨメレバ

 

 

【感想】

一部の人が暴走した時、

自分本位になるあまりに、他人の犠牲は

顧みられることはなくなってしまいます。

その最たるものはこの中国への移住という名の

追い払いでしょう。

 

 

著者はその中国移住の人数の多い地域の出身で

移住するのを目の当たりにしたようです。

現実に彼のまわりでは

中国へといったまま、行方が分からなくなった

人たちがいたそうです。

 

 

しかもその名目は

不調となり借金ばかりがかさんだ養蚕業の

弱みに付け込んだものだったという…

それと移住に赴いた人たちには

えらい人に弱みを握られて

行かざるを得なかった人もいたのです。

 

 

言える雰囲気ではなかったのは

文章からもしっかり伝わってきます。

人が愚かな道を歩まなければ

そもそもこのような事態はなかったのです。

えてして人が災難を招くのです。

 

 

そして、終戦後になっても

日本に帰還することがままならなかった人たちは

多数いて、挙句の果てには

日本での名前すらも把握できない人もいたのです。

 

 

この本ではタイトルには「孤児」とは書いていません。

それだけだと子供のくくりだけになり、

多くの国を追われて現地の人と結婚せざるを

得なくなった人がその定義からは漏れてしまうのです。

 

 

だんだんと彼らの存在が

認知されてきたとしても、

決してその待遇は良いとは言えませんでした。

どの理不尽な目を見た方々もそうなのですが

この国でベストを尽くすという言葉は期待できませんが

そういうのにそもそも国自体が「見ないふり」を

するんですよね。

 

 

間違えたことをしたが故の結果なのに

それを反省して、精一杯の対応をすることなく

見て見ぬふりをする…

ンンンンン?なんか今日のニュースにも

そんなこと、ありましたね。

 

 

根本的に何十年たとうとも

この国の悪い悪い体質は変わらないようですよ。

そしてそれを打開するような手段を

司法にゆだねても、それに司法はそっぽを向くのです。

中国に行った方々は「強制されざるを得なかった」わけで

何一つその人たちに悪いことはなかったというのに。

 

 

本当に通して読んでいて

胸糞の悪い思いをしました。

こういうことは身近なメディアでは

絶対に言いませんものね。

自ら調べるなりしないと絶対に

分かりっこないのです。

 

 

と、思うと国をゆだねる人は

すごく慎重に考えないといけませんね。

 

 

 

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