吉田雄亮「化粧堀」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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シネイド・オコナーの髪型にあこがれる
オトコオンナでございます。


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これでノルマは終わりだなぁ。

なんとか片付きました。

明日は完全防備で行かないとな。

気温がいろいろとおかしいわけで。

 

 

 

 

吉田雄亮「化粧堀」

化粧堀
吉田 雄亮

祥伝社 2009-06-12
売り上げランキング : 638539

by ヨメレバ

 

 

【感想】

大滝錬蔵、絶体絶命のピンチ!?

相手は田沼の息のかかった男の二男坊!!

到底手を出せる代物ではないぞ!!

 

 

という風に、どうあがいても絶望な事態に

深川鞘番所は悩まされることとなります。

相手が相手のためにうかつに手を出せないのです。

それを相手は知っていて錬蔵に理不尽なことを

やってのけるのです。

 

 

それは時として、錬蔵を慕う女である

お紋までもが危機にさらされるのです。

このふてえ野郎たちはお紋を慰み者に

しようとしたのです。

(もちろん失敗しています)

 

 

もうね、やりたい放題し放題の数々。

だけれども、この悪党の頭は

実は悲しい思いを何度もしているのです。

 

 

昔の制度をご存知ですね。

何があろうとも、長男でないものには

家督を継ぐ権限は一切ないのです。

(おそらく存命の限りよね?)

 

 

なので二男である堯之進には

その権限は与えられませんでした。

実は彼、剣の腕も実に立つ男だったのです。

 

 

かという堯之進の兄は

その能もなく、スネ夫のようなやつでした。

どれだけ先に生まれられなかったことが

悔しいかは察するに余りあります。

 

 

そのやり場のない思いは

様々な狼藉へと姿を変えていきます。

えらく離れないのを知っているので

なお、錬蔵が憎くて仕方なかったのでしょう。

 

 

だけれども、錬蔵は決して彼らを

深川から追い出す計画をあきらめてはいませんでした。

「必ず抜け穴はある」と信じていたところ

彼らの狼藉の一つである「通行料搾取」の

穴を見つけたのですから。

 

 

さらに追い詰められたやつらは

高利貸しに狼藉を働くことを

思いつくわけですが、

それを行うには「あるもの」が必要なんですよ。

 

 

金を借金しているものからふんだくるには

何が必要でしょうか。

それが、ない場合に脅した場合は

そう、犯罪になりますね。

 

 

誰が暗躍したかは

もうおわかりでしょう。

錬蔵をこれまた慕うあの子ですよ…

 

 

ただ、結末に関しては特殊ですね。

確かに、彼らは悪事を行いました。

だけれども、かくかくしかじかなので

うかつに人死には出せないということなので

あのような結末になったのです。

 

 

でも、救いがあるように思えますよ。

決して堯之進だって

兄には憎しみはあっても

父親にはやるせなさを感じつつも

感謝はしていたのですから…

 

 

 

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