ジョー・ネスポ「その雪と血を」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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テーマ:

いろいろと作業を急ぎでやらないといけない事態に。

まあ、ノルマ(?)はあと1つで終わるから

明日の期日には余裕で間に合います。

 

 

 

 

ジョー・ネスポ「その雪と血を」

その雪と血を
ジョー・ネスボ

早川書房 2016-10-06
売り上げランキング : 41714

by ヨメレバ

 

 

【感想】

殺し屋、が出てくる作品です。

このキーワードが出てくると

冷徹で、仕事一筋の男が出てくると

思うでしょ?

ノーノ―。ちがいますよ。

 

 

彼は確かに殺し屋です。

だけれども優しすぎるんですよね。

まあ、その優しさが彼を殺し屋稼業へと

落とすことになったのですがね。

 

 

それは、男に虐げられている女を見るのが

大嫌いだということ。

それは、彼(オーラヴ)の家庭環境によるところが

大きいのです。

 

 

ただ、その行き過ぎたやさしさは

オーラヴのボスの命令をことごとく無視することになります。

それがゆえにオーラヴは窮地に立たされるのです。

 

 

そう、殺すはずのボスの妻を殺さずに、

こともあろうか後継者である息子を

殺してしまったわけです。

それが何を意味するかはもうお判りでしょう。

 

 

そして彼はボスの妻とともに逃避行に走り

ボスを何とか消し去ろうと

ボスと敵対する<漁師>の元へと駆け込むのです。

 

 

ただその漁師との折り合いも

正直オーラヴはよくありません。

仕事をした時に彼側の人員を

暗殺しているのもありますからね。

 

 

で、待ち受ける展開は、

北欧の雪を血で染めることになるわけです。

ボス暗殺時もそうでしたが

この本、切ない作品ではあるのですが

まあまあ血がブッシャーなんですよ。

梨汁じゃないです。血液ですからね。

 

 

そして、彼は裏切りを受けることになるわけで。

そりゃあそうです、

完全に信頼されるわけではないのです。

ただ、致命的だったのは

その優しさが災いし、オーラヴは窮地に追い込まれること。

裏世界はとかく、駆け引き駆け引きですからね。

 

 

でもね、オーラヴはたった一人

心密かに思う人がいたのをご存知でしょう。

殺し屋で心がすさんだ青年を純粋に愛する

ちょっとハンディを抱えた女性を…

 

 

ただ、そのつかの間の時間も

雪の日の恋のごとく、

ついぞ消え去っていくのです。

宿命ですよね。

 

 

ただ、彼は脅威で消されたようには

ちょっと思えないんですよ。

嫉妬、かな。

彼には普通の男にはない

とてつもない魅力がありましたからね…

 

 

この本、読まれる理由がわかるなぁ。

明らかに血なまぐさいけど

それより男と、それを愛した女の切なさが

とても強いんだわ。

 

 

 

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