中山可穂「天使の骨」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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今日はお腹がゲフゲフでした。

危うく大変なことになりかけました。

なんとか持ち直しましたけどね。

 

 

 

 

中山可穂「天使の骨」

天使の骨
中山 可穂

朝日新聞社 1995-09
売り上げランキング : 616913

by ヨメレバ

 

 

【感想】

この作品は一応三部作です。

この作品は2作目となります。

でも、単体でも読めるのでご安心を。

 

 

主人公の王寺ミチルはかつては有名な劇団を

率いていて人気がありました。

だけれども、彼女はその劇団を

たたんでしまい、退廃的な生活を

送るようになってしまいます。

 

 

1作目を読んでいないので

かなりの推測の域にしかならないのですが

彼女は劇団時代は

相当ハチャメチャなことをしていた模様で

女をとっかえひっかえはざらですし、

気に入らない批判的なことを言った人に

つっかかったりとやりたい放題したようです。

 

 

だけれども、その時代も過去のお話。

そんな退廃的な彼女には

同じような雰囲気を持つ天使が付きまとうようになりました。

彼女がすさむほど、その天使も増え、

ぞろぞろぞろぞろとまとわりつくようになったのです。

 

 

そして、すべてから逃げ去るため、

彼女は彼女のファンからもらったお金(大金)をもとに

占い師から「死ぬぞ」と言われる

ヨーロッパへと旅に出ることとなります…

 

 

本当に当てもない旅。

数多くの人の心の温かさに触れます。

そしてミチルは相当魅力的なのでしょうね。

ゆく先々で夜を共にする女性にも恵まれます。

 

 

ここでン?と思いませんか。

そう、肌を重ねるのは女性、です。

彼女はいわゆるXジェンダーと思われるのです。

男っぽい行動も多く出てくるのだけれども

この旅で出会った最愛の女性に

ともに涙をするという描写もあるから。

 

 

恐らく確定的なのは

中性的だね、と指摘されている箇所があるから。

ただ、2作目ではなぜそんな感じになったのかが

あまり明らかじゃないんですよね。

いつか読めたときに、しっかりとその真相、

確かめておかなきゃね。

 

 

大事な女性との出会い、そしてつかの間の別れ。

運命というものは残酷なもので、

ミチルが出くわしたトラブルのために

その愛しい人とは接点が途切れてしまうのです。

 

 

しかも、彼女をつないでくれた男性は

HIVのためにこの世を去っていたのです。

うん、これ完璧にLGBT要素が絡むよね。

(フランソワはゲイで、あった時点で限られた命でした)

 

 

じゃあ、悲しみで終わってミチルは…?

いやいや、そんなことはありませんよ。

ちゃんと愛した者たちに奇跡は

微笑んだんですから。

 

 

その結末はぜひ、確かめてみてくださいね。

すごく心が温まりますので。

 

 

 

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