吉田雄亮「恋慕舟」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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昨日はさすがに冬用帽子かぶったよー。

寒くてねー。

もうインナー着はじめたよ。

やせると着圧インナーもゆるくなりますね。

 

 

 

 

吉田雄亮「恋慕舟」

恋慕舟
吉田 雄亮

祥伝社 2008-08-30
売り上げランキング : 783745

by ヨメレバ

 

 

【感想】

ある人の試練の巻となります。

それは、かすこと前原伝吉のことです。

 

 

今回の事件の発端は大滝錬蔵が

男に取り囲まれてなぶられそうになっている

女掏摸師を救ったことからでした。

 

 

彼女がすってしまったものは

3枚の書付が入った財布。

どうやら男どもはこれを奪われたことにより

大変良くない状況に陥り

なんとかして取り戻そうとしているようです。

 

 

で、なんでこれがかすの試練かと言いますと

この不届き物の中に前原の妻を

女衒に売り飛ばした極悪人がいたのです。

 

 

売り飛ばされたがために前原の妻は荒んでしまい

その結果彼は妻を殺す羽目になってしまったのです。

どこまでもこのクズ(勢吉こと勢五郎)は

嫌な奴で売り飛ばした妻のことをけなしたわけで。

 

 

その宿敵を見た前原の心は荒波のように

狂っていきます。

その結果思わぬ事態をもたらすわけで。

 

 

ある書付は後々、とんでもないものに使われることが

判明してきます。

いわゆる押し込み強盗に使われるはずの

書付だったわけ。

 

 

で、この犯罪集団の恐ろしいところは

証拠を残さないために堀を使って攻め込むわけで。

正面から攻め込んだ場合、絶対音がするでしょ?

お堀から秘密裏に攻めた場合、

物音があまりしないから夜中に攻め込めば

口封じに皆殺しにすれば任務完了というわけ。

 

 

今回錬蔵たちや火付盗賊改メが追う

盗賊たちは皆殺しによって

証拠も何も残さないようにしていたわけね。

そして、その裏を操っていたのは…

 

 

今回ももちろんのこと、大滝様の

華麗なる霞十文字が炸裂いたします。

しかも2回も。

おまけに「使う価値もない」というセリフ付き。

 

 

どこまでも出てくる連中は悪党ですからね。

裏で悪さをしている連中も、

前原の妻をたぶらかして売り飛ばした勢五郎もね。

ただし、不届き物にはそれ相応の仕打ちが

待っているようですが…

 

 

やっぱりこの作品、ラストがいいんだよね。

全てが終わったとき、

ある人の心から迷いが消えていきます。

もうだれかはわかりましたね。

その終わり方が美しい…

 

 

うん、面白い本だね。

 

 

 

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