吉田雄亮「深川鞘番所」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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精神鍛錬第一弾は終わりました。

続きましては午後のハイライト、

有酸素の第二弾が待ち受けております。

ええ、強烈なパンチですね。

 

 

 

 

吉田雄亮「深川鞘番所」

深川鞘番所
吉田 雄亮

祥伝社 2008-03-12
売り上げランキング : 781772

by ヨメレバ

 

 

【感想】

主人公は、不正を嫌うもの。

そこに、必要悪があったとしても

情け容赦なく断罪していきます。

 

 

しかしながら、それがあだとなってしまい、

彼は、深川の番所に左遷させられてしまいます。

そこはまさに掃き溜めに等しい、

劣悪な環境の番所でした。

 

 

まず同心たちが怠惰なのです。

その怠惰ぶりと言ったら

あの鬼の平蔵にどうでもいいような扱いを

受けたのだからお察しというわけですよ。

 

 

もちろんのこと、新たにやってきた大滝錬蔵も

彼らに関しては全く触れもしませんでした。

そう、こういう輩はね、言ったとしてもなんの

効果もなくて、おしりに火がつかないと

ぜぇーーーったいに動かないんですよ。

 

 

その代わり錬蔵はつてにより

それに相応しい男を十手持ちにします。

そのうちの一人はかつては十手持ちでしたが

ある事件によりそれを手放すことになったのです。

 

 

ですが、そんなわけありの男を

彼は許し、彼の手として使うのです。

そして、その男は、今回関わる事件にも

関係していたのです。

 

 

深川で起きたいわゆる芸を売る女性たちの

神隠し事件。

どうやらそこには私欲にまみれた

悪党どもが絡んでいるようです。

 

 

これは錬蔵が一番嫌うこと。

それゆえに様々な手段を用いて

この悪党どもをあぶりだしていくのです。

 

 

不安な場面は終盤に少しだけ出てくる程度で

基本的には安心して読んでいられます。

そして、故あって独り身を選んでいる錬蔵にも

どうやら彼を慕ってくれる女性が

いるみたいですよ…

 

 

まさに硬派で厳しいけれども

弱きものにはとてもやさしい錬蔵。

ただし、心魂の腐ったものには

情け容赦ないですよ。

 

 

それはこの物語の一連の事件が

解決する出来事のところで

あえて捕縛されようとする

老獪に向けた言葉でわかることです。

 

 

もう腐って汚い汁しか出ないような

人間には錬蔵とて

手は下すわけはないんですよね。

まあ、黒幕たちに関しては

まさに悪のために生まれてきたのでは?

と思うのですから。

 

 

最後も泣かす描写があります。

うん、楽しみなシリーズね。

ただ、すぐには読めないのが残念。

 

 

 

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