徳永真一郎「影の大老(上)」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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今日は休養~

酷使した(?)体をゆっくり休めます。

でも明日また酷使なんだよね。

(生まれたての子鹿に近くなることうけあい)

 

 

 

 

徳永真一郎「影の大老(上)」

影の大老(上)
徳永 真一郎

光文社 1988-02
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by ヨメレバ

 

 

【感想】

久しぶりに時代小説きたわね。

この作品は、井伊直弼の影となり支えた

長野主善という男の物語です。

 

 

彼は出自に関しては複雑な環境だったが故

浪人という生き方をせざるを得ませんでした。

ですが、そんな彼なのではありますが

その容貌は今でいうイケメン、

そして多くの書を読み、それをことごとく吸収していく

知の人でもありました。

 

 

その聡明さはあっという間に有名になり

ついに一人の男の目に留まりました。

そう、それが井伊直弼だったわけです。

 

 

何かと歴史では批判されがちな彼ですが

彼もまた、兄弟がとてつもなく多い家庭で育ち

どこか孤独を味わっている人でした。

 

 

どこかその点、彼らは相通ずるものがあったのでしょうね。

あっという間にその心の距離は

近づいていくことになります。

だけれども、最初の方は

彼のもとに行くのを出自がゆえに

1度は拒否しているのです。

 

 

そして、そんな出会いから月日がたっていき、

日本を守っていたかなめである

鎖国が意味をなさなくなりつつありました。

開国を迫る外国船舶が脅しをかけてきていたのです。

 

 

だけれども、国内の意見は割れていました。

彼らの意向をくみ取るものもいれば

そうでないものもいました。

それはそうです、もしも開いたがゆえに

万が一の事態になったら…

 

 

新しい物事にはリスクが付きまといますものね。

だけれども、これだけの混乱が

付きまとってきますと

そうはいっていられないのです。

 

 

そしてそれよりも国内では

後継ぎ問題が持ち上がっていて

これまた悩みの種でした。

お互いがいがみ合い、貶めようと躍起になっていました。

 

 

そりゃあ、もしも望む形で後継ぎを擁立できれば

思い思いに世の中を動かせますからね。

たくさんの思惑が渦巻くのは当然でしょう。

 

 

終盤ではやむを得ず極端な手段での調印を

行わせた井伊直弼が

だんだんと敵対勢力側に

情け容赦のない攻撃を受け始めるところで

幕は閉じます。

 

 

そして、すべてが決まってしまう

あの戦いが起こるのでしょうね。

このことに関して批判はいくらでも出るでしょう。

だけれども事態は外国の船が押し掛けるという

緊急事態だったわけでそこにすべてを押し付けるのは

なんか公平ではない気がするんですよね。

(まあそうしなければどうにもならないのはわかるけど)

 

 

続きが気になるけど、

この二人がどう散っていくのかを見るのは

切ないなぁ。

 

 

 

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