富安陽子「空へつづく神話」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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今日はとっても涼しい日。

あまりにもうちのデブネッコが座椅子を持っていくので

急遽使わなくなっていたあるものを出しました。

これ人をダメにするソファを買っても奪っていくんでね。

 

 

 

 

富安陽子「空へつづく神話」

空へつづく神話
富安 陽子

偕成社 2000-06-01
売り上げランキング : 477597

by ヨメレバ

 

 

【感想】

兄弟がいるからこそ味わってしまう

どこにも行き場のない「2番手」の扱い。

 

 

主人公の理子はお姉ちゃんの次という扱いに

どことなく不満を持っていました。

好きな服も所詮おさがり…

年頃の彼女にはそれはとってもつらいですよね。

 

 

もちろんお姉ちゃんとは衝突ばかり。

そして物事にも身が入らないお年頃。

本を読んでいても身が入らず先生にすら

叱られる毎日…

 

 

だけれども、ひょんなものに出会ったことから

彼女はいやおうなしに

地元である津雲市の歴史について

調べなければならなくなりました。

 

 

なぜかって?

理子のもとに、記憶を失ってしまった

神様がやってきたからです。

 

 

どうやら彼、この津雲市に

縁がある神様のようですが…

 

 

ちょっと空気の読めない神様と

強制的に行動をしないといけなくなる理子。

お年頃ゆえに衝突ばかりで

予想外の事実が出てきたときに

思わず神様は自分の化けていることを

すっかり忘れてしまい、声を出したり

姿を現してしまいます。

 

 

一度はそれが原因で

あわや大惨事になりそうになります。

(ちなみにこの事件、遠回しにある種の人たちの

批判も含まれていたりします。くれぐれも

そういう人たちになっちゃいけないよ。)

 

 

だけれども、そんな事態を救ってくれた人が…

神様の正体判明の鍵でもある人です。

 

 

ファンタジーではあるものの、

結構数多くの謎解き要素が出てきます。

橋や理子が神様に出会うきっかけとなった本に

あった謎の印…

 

 

そしてなぜ、小学校が謎の神様と

出会うきっかけとなったのか…

謎が本当に多いんですよ。

ここ、児童文学としては本格的だと思います。

 

 

で、この本は終わり方が

なかなかすてきなんですよ。

理子は決して神様を見捨てずに

最後まで事の成り行きを追っていきました。

 

 

そして、神様に

相応しいことをしてあげました。

確かに、時がたてば、

いろいろ変わってしまいますからね。

彼女のしたことは、神様を忘れられないものにする

大事なことだと思います。

 

 

そして、彼女の願い事は…

うん、確かにかないましたよ。

でも…

世の中は思い通りにはいかないものですね。

 

 

心の温まる、よい本でした。

 

 

 

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