梅原克文「ソリトンの悪魔(下)」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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今日は涼しかったなぁ。

で、明日は用事が確定でできたので

あまりうれしくない来客を避けるように

外出できそう。

(悪い人じゃないけれども騒々しい)

 

 

 

 

梅原克文「ソリトンの悪魔(下)」

ソリトンの悪魔(下)
梅原 克文

朝日ソノラマ 1995-08
売り上げランキング : 1435732

by ヨメレバ

 

 

【感想】

著者の文章力…

読者を引き付ける力に魅入られていましたね。

はっきりいってしまうと

ある「力」を厚志が手に入れたからと言って

いきなり万能の活躍を見せることはないのです。

 

 

むしろ、苦境に立たされることが多いのです。

それぞれの界隈の敵である「蛇」が

予想外の行動をとったり、

想定外の事態が起きたりと

パニック小説にふさわしい展開をたどるのです。

 

 

あまりにそんなことばっかりが続くので

普通ならばげんなりしてしまうところなのですが、

著者は違いましたね。

この先何が待っているのだろう…という

楽しみを読者に提供してくれました。

 

 

どうやら著者は、この作品のような

テイストがきっかけとなって

ホラー系統の作品でも活躍しているようです。

本当にパニックの描写は巧みなんですよ。

 

 

で、最大のパニックというのが

ようやくなしえたのか!!というときに起きてしまうのです。

誰もが思うことでしょう。

やった、蛇がついぞ消えてくれたぞ、

バンザーーーーーーイ!!とね。

 

 

いやいやいやいや。

そうじゃないんですよ。

本当の恐怖はここからです。

恐怖ですよ。

 

 

この展開に関しては

読んでいれば大体の予想がつくでしょうから

何が、どうなってしまったかについては

明言は避けたいと思います。

 

 

ええ、二段構えのパニックですよ。

相手はどういう奴かはわかるでしょ?

凶暴なわけです。

もしもそんな奴が…

 

 

おっと、ここまでにしておきましょう。

読者の興味をスポイルするわけには

いきませんからね。

 

 

そして、救いのなさそうなこの展開なのですが

ちゃんと救いのあるような結末にはなっています。

ただ、一部の関係者には

残念ながらトラウマを残す形には

なってはしまっていますが…

 

 

そこの場面にはシリアス一辺倒なこの作品に

ちょっとしたギャグテイストも出てきます。

そのターゲットにされたのは

現代の嫌われ者(昨今の災害でも嫌われ者)の

ある組織ですが。

 

 

読み終えて、本当に面白かったです。

読みやすさ、ドキドキ具合…

そしてまとめ方。

どれをとってもすごい本でした。

こういう本に出会えるのは良きかな。

 

 

 

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