エリザベス・ベア「HAMMERED」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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今日は炭水化物日だったけど

物を探すのに一苦労。

やむを得ず長らく食べなかったカップ麺をチョイス。

腐ってなかったようです。

 

 

 

 

エリザベス・ベア「HAMMERED」

HAMMERED
エリザベス・ベア

早川書房 2008-03-20
売り上げランキング : 974144

by ヨメレバ

 

 

【感想】

この作品の世界は面白く

評価できる作品だと思います。

やがて来るであろうバーチャルが中心となる世界。

遠い未来でしょうが、

いつかはくるであろうその世界での国際戦争も

示唆されています。

 

 

これだけ聞くとさぞかしわくわくすると思うでしょう?

確かにそれは当たっています。

特に仮想空間での重要な存在となる

「リチャード」とのやり取りはね。

いずれ、この人物は続編でも

何らかのキーになるんじゃないのかな。

 

 

でもね、残念なのは人物描写が

正直言ってしまうと「うんざりさせられてしまう」のです。

そこに重きを置くことは全く悪くないのです。

だってかのビック3のハインラインの作品だって

ある人物の成長だったりがメインだったので。

 

 

だけれども、これはねちっこすぎたなぁ。

特に終盤のある種のシーン。

私はその場面が出てこられても

私の読書遍歴を見れば分かる通りで

そういうのも普通に読んでしまいます。

 

 

でも、文とビジュアルは非なるものね。

こちらの場合は文だけれども、

正直、その取扱いジャンルと

周辺人物、主人公の性格からして

その描写はもう少し淡白に抑えた方が

シャキッとした感じがするんですよね。

 

 

この場面だけで

「あ、私の苦手なあるミステリー作家と同系統だ」

と身構えてしまいました。

(その人の作品は映画化されているけど映画の分では

女々しさは感じないよ)

 

 

主人公であるジェニーはある複雑な過去と

ある秘密が隠されています。

それがゆえにバーチャルの戦争の駒へと

つけ狙われることになります。

 

 

そして、それを計画している重要人物の一人は

彼女の宿敵なのです。

彼女をわけありの体にした張本人でもあり

恐ろしい、倫理的に欠ける計画を

企図しているのですから…

 

 

で、この宿敵の方も

ジェニーをどうにかしてやろうという

敵意をむき出しにしているのです。

彼の場合は、その理由は出ては来ないのですが

恐らくジェニーが思うように動かないから

駒にして思うままにしてやろうという魂胆でしょう。

 

 

なんだろうな、人物描写が

ねちっこいせいか、世界観のカッコよさが

減ってしまうという

惜しい作品でした。

 

 

 

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