鶴見良行「東南アジアを知る」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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晴れの日は今のうち。

あとは雨。

嫌いな有酸素は晴れのうちにやりませう。

 

 

 

 

鶴見良行「東南アジアを知る」

東南アジアを知る
鶴見 良行

岩波書店 1995-11-20
売り上げランキング : 142774

by ヨメレバ

 

 

【感想】

研究は、楽しくなければ

意味がないんだよ―

これは著者が残した言葉でした。

 

 

本来は研究はそこに利権が関わる場合を除けば

調べる行動そのものが楽しみなはずなのです。

だけれどもそういうのを見れば分かる通り

とっつきづらいことこの上ないのです。

 

 

専門が絡むから仕方ないじゃん?

ごもっともだけれども

やむなく読む場合もあるけれども

そういった本はためになる場合がほとんどだけど

ならないただの上から目線のうんこ本がある(実話)から

困ったものなのよね。

 

 

でもこの本はそんなことはご無用です。

ちょっと難点としてはわかりやすい文章下部に

設けられた注釈がページをまたいでしまっていることね。

でも、これは丁寧な解説上

仕方ないからね。

 

 

日本以外のアジア、というと

かの国も含まれているために

どうしてもネガティブなイメージが付きまといがちです。

特に3国ほどは…

(いろいろな事情を含めればもっとだと思います)

 

 

この本で扱われているのは

フィリピンなのですが、産業や

使われている船一つとっても

私たちの文化とは異なるものだな、ということを

痛感させられました。

 

 

その国、いや場所がたどってきた

歴史からしても違うのは当然ですけれどもね。

その中に出てくる1つの産業については

驚くばかりでしたね。

 

 

パーム油のことです。

なんでよくないという声が出ていると思ったら…

扱いづらいというのもあるけれども

それを生成するのに莫大な面積を必要とするんですね。

こういうことは調べたりしなければ

知りうる情報ではないように思います。

 

 

そして、えびに関しては

著者は消費しない方がいいという立場に

立っていました。

(ただ今の技術はどうかはわからないけど)

 

 

それを養殖するために使うもろもろの資源やらが

その国を壊すことにしかつながらないから。

他の国に食料を委託するということは

そこの環境資源を削るということ。

 

 

今はそこの点はクリアになっているかもしれませんが

この当時はあまりにえげつない状態だったわけで。

その時代のうわさは聞いていたのですが

本当のお話だったようですね。

 

 

著者のしっかりとその地を踏みしめた

血の通った文章はこの本を読み終えるまで

私の心をしっかりとつかんだままでした。

根がしっかりと張っているんですよね。

 

 

そして、最後に印象的だったのは

私たちがデモ等をすることにおいて

力だけで押し切ることはいけないということ。

知という要素も必要だということ。

無知は悪だということ。

 

 

SNSが台頭するいまだからこそ

大事な言葉に感じました。

無知であることは罪…

まだまだ私は無知だなぁ。

 

 

 

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