梅原克文「ソリトンの悪魔(上)」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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珍しく天気がいいねー

今日は午後から大嫌いな有酸素になる予定。

まあやらないといけないことだけれども

本当嫌なんだよなぁ。

 

 

 

 

梅原克文「ソリトンの悪魔(上)」

ソリトンの悪魔(上)
梅原 克文

朝日ソノラマ 1995-07
売り上げランキング : 1446525

by ヨメレバ

 

 

【感想】

久しぶりに出くわした大物ですね。

はじめてにした時にはあまりのページ数に

うわー…となってしまいました。

 

 

内容としては、SF+ミステリー+パニックものという

複合ジャンルといった具合でしょうか。

日本の未来をかけて莫大な費用をもって

開発された建造物が

未知の存在によってことごとく破壊されたのですから。

 

 

しかも、よりによってそこにかかわる人物の

娘が事件に巻き込まれてしまうのです。

潜水艦での事故…

もうお察しの内容ですね。

 

 

いろいろな思惑や視点が

交錯していく作品です。

例えば、主人公的存在の倉瀬には娘がいますが

残念ながらすでにバツイチの身となっています。

 

 

その原因はまあいわゆるワンオペを主人公は

強制したに等しいから。

こういうのってある種今読むとまた違った

感じに映りますよね。

 

 

だけれども愛した女性(秋華)は

それに首を縦には振らなかったわけで。

これは物語が進んでいけば分かるのですが

彼女、実は台湾でのある種のスペシャリストなんですよ。

いわゆる、エリートね。

 

 

だからこそ子供ができたからと言って

そのままの場所にはいたくなかったんじゃないかな。

それが決定的な亀裂になって…

 

 

で、その娘はと言いますと…

ちゃんと親の姿を見ているんだわ。

どちらにも、自らの居場所はないと

薄々気づいているんですよ。

そりゃあそうだよね、自分のせいで双方がもめて

空気を悪くしているのを見たら

いやになっちゃうものね。

 

 

でもこの子は時にパニックを起こしちゃうけれども

子どもだったらめげてしまう大事な場面でも

目の前に困っている人がいたら

助けようとする心優しい少女なんですよね。

 

 

で、この作品のメインは

巨額の費用が掛かった都市、オーシャンテクノポリスを

木っ端みじんにしてくれたコードネーム「蛇」という存在。

 

 

まだ謎が多いのですが

どうやら頓挫したはずのある

奇妙な物質が関わっている説が

浮かび上がっているようです。

 

 

終盤では、蛇とはまた違った

未知の存在と接触するのですが…

これからどうなるのか…

そして日本、もしくは世界はどうなるのか…

 

 

かなり長い作品でしたが

サクサク読めて面白かったです。

 

 

 

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