小川真「菌と世界の森林再生」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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最近はアナザーワールドの活動が続いていますが

ここに久しぶりに帰ってきました。

超暑いなまったく。

 

 

 

 

小川真「菌と世界の森林再生」

菌と世界の森林再生
小川真

築地書館 2011-08-09
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by ヨメレバ

 

 

【感想】

人が生きていく上では様々なものを犠牲にしています。

その代表的なものとして、

自然環境というものがあります。

 

 

人が住を得るにしても、人が増えてしまえば

住環境を整えるために山を切り開かなければなりません。

 

 

そして、職を得るにも

それが肉であろうが、野菜であろうが

現代の技術ではそれを行うためには

やはり、自然に手をかけなければなりません。

 

 

それはすなわち、森を切り開くことになります。

つまり、環境を壊さなければ

生きていけないのです。

悲しいことにね。

 

 

そして、そのツケはこの本に出てくるように

病害虫の増加により顕著となります。

食を得るための農法が自然を壊す一辺倒だったがために

生態系のバランスが壊れてしまったのです。

 

 

著者はその壊れてしまった森を

菌類を用いて再生しようとします。

ですが…この仕事というのは大切なものなのに関わらず

「理解されない」のです。

いや、理解したくない、というのが

私たちの気持ちのどこかにあるのではないでしょうか。

 

 

だからある国で森林再生を行おうにも

まず生態系のシステムが土地によって違うので

合わなくて順応しなかったり、

先述のような無理解があって

自然に配慮のない農法に妨害されたりもするのです。

 

 

通して読んでいて感じたのは

やはり人工的に無理やり補う農法は

もはや通用する代物ではなくなりつつ、

いや、なくなっているのだと思います。

 

 

結局それは刹那の食糧獲得で

長期的なもので考えると

首を絞めてしまうんですよね。

それは、著者もエネルギー問題の方でも言っています。

 

 

その中で強烈だったのは

石油に関しての記述。

ここでは刺激が強いのであえては言いませんが

このままを続ければ恐らく

人が住めない土地になるのは否定できないと思います。

 

 

それは石油の由来物にも関係あるのですが…

あ、と思いましたね。

まさに目ウロコでした。

 

 

決してこの本は読んでいてすごい結果が出た、

というたぐいの本ではありません。

だって相手は自然サイクルですよ?

一度壊したものは再生を見るまでに

多くの時間がかかるのですから。

 

 

いやというほど私たちが生きる上では

犠牲がとてつもなく伴う、ということを

痛いほど感じましたね。

結局人が関わらなければ自然は再生するのです。

皮肉なことにね。

 

 

 

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