桜庭一樹「赤×ピンク」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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扇風機から温風しか吹いてこないと思ったら

34度になっていました。

一応元気です。

BCAA水ほしいです。

 

 

 

 

桜庭一樹「赤×ピンク」

赤×ピンク
桜庭 一樹

角川書店 2008-02-01
売り上げランキング : 283981

by ヨメレバ

 

 

【感想】

甘酸っぱいというか、

少女たちの精一杯さがとても伝わってくる本。

だから時に彼女たちの

自らの告白をしていく描写は

とげが刺さったかのように胸がチクチクしました。

 

 

彼女たちに共通するのは

夕方から廃校で行われる

非合法のキャットファイトにかかわる人なのです。

 

 

指名料を払って

彼女たちと話すことも可能です。

そのリアクションもまた面白いですね。

 

 

そんな格闘技に身を投じる子たちには

誰しもが心にちょっとした闇を抱えています。

 

 

ただ、一人に関してはちょっとした…では

すまないかもしれませんね。

最初に出てくるまゆという子に関しては

いわゆる虐待を受けていた子だったから。

 

 

それがゆえに彼女は檻のある

このキャットファイトに

邁進することになるのです。

行動が限られている、それが快感だったから。

 

 

もう一人はそんな彼女とよく対戦していた子。

彼女にも闇があって

両親の離婚によっていろいろと突き放され、

自分が何者かを見いだせていない子。

 

 

ラストに出てくる子が一番私には

印象深かったかな。

彼女は私と同じ世界を生きる子だから。

 

 

いわゆる性的少数者に

入る人なのです。

そのくだりが私と同じなんだよなぁ。

(私は今は無理して合わせていないから

見た目を隠さないけどね。短髪ゴリラ)

 

 

それを4人目の子に看破されるのです。

このラストに出てくる部分に関しては

世の中にはいろいろな人がいて

いろいろな愛があるということを

知るという意味でぜひ注意深く読んでほしいなと

一応関連のある私は思っております。

 

 

読み終えてね、ずっとずっと刺さっているのよね。

彼女たちの叫び?

そして、彼女たちにかかわる男たちもね。

 

 

その男たちもいわゆる性的に倒錯していたり

どこか不安を抱えていたり

変態(?)だったりと面白いのよ。

 

 

だからこの作品は印象深くて

読者を揺さぶって

忘れえないものにしてるんじゃないかな。

だって、さらっと読んだけど

またぐるーって読みたいんだよ?

そんな感覚を覚えるんだから。

 

 

彼女の書評本もよかったけど

この作品もよかったよ!!

 

 

 

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