斎藤栄「鎌倉薪能殺人事件」 | こつこつ、しています(超雑読ブログ)

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今日は雨が止むかと思ったら

やむことはありませんでした…

運動は室内でしているけど

不足分があるかもなー…

 

 

 

 

斎藤栄「鎌倉薪能殺人事件」 鎌倉薪能殺人事件
斎藤 栄
光文社 1985-09
売り上げランキング : 2509584
by ヨメレバ

 

 

【感想】

先日読んだ本は、あるものの指定に

致命的なアンフェアを犯してしまったので

真相がわかってきた瞬間に

興ざめしていってしまいました。

その指定をしてしまうことは

「ミステリーの定義を崩すもの」で

あまり好ましくはないんだよなぁ。

 

 

この作品は、きちんと原則は遵守されており

最後がとても見ものとなっている良作品でした。

 

 

 

主人公である日美子は二階堂警部の妻。

そう、警部夫人でございます。

彼女の得意技というのはタロット。

この物語のあらゆるところで

友達の姉の無念を晴らそうと

タロットの力を借りることとなります。

 

 

ン?こう書くとキワモノの作品じゃない?

と思われるのですがそうではありません。

タロットを用いる場面としては

あくまでも自らがたどるのはどういうことかを

タロットにアドバイスを求める程度で

推理には一切絡んできませんのでご安心あれ。

 

 

ただ、どうやら犯人は

なんとかして真相を消そうとするため

だんだんと日美子のまわりの人物を消していきます。

その牙は日美子の友人で被害者の妹でもあった

千寿留にまでも及ぶこととなります。

 

 

だけれども、勘の鋭い読者には

実はある人物の登場時点で

犯人は実はわかってしまうのです。

なぜかと言いますと明らかにそこのくだりが

不自然でこりゃあどうも裏がありやせんかと

勘ぐってしまったんですよ。

 

 

その何とも言えない不自然さを抱きつつ

読んでいますと…

終盤のところで「ああ、やっぱりだったか…」

と感じてしまいました。

 

 

こう思うとつまらないように思えますが

犯人にたどり着く場面が

この作品の醍醐味といっても過言ではありません。

 

 

そこで明かされる狡猾な犯人の手段…

鬼畜以外の何物でもないですね。

そいつは女をもてあそび、

あらゆるものをもてあそんだわけで。

 

 

だけれども

警部夫人の日美子の

ある作戦によって

犯人はあっけなく敗れることとなります…

 

 

いい作品でした。

だけれどもね、なぜ著者は死体発見をする人を

いちいちいたそうとするカップルにさせたんだろう…

そういう趣味なのかなぁ(笑)

 

 

 

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